日本の学校教育発祥の地として知られるパワースポット【湯島聖堂】

日本の学校教育発祥の地として知られるパワースポット【湯島聖堂】

【湯島聖堂】とは?

「湯島聖堂」(ゆしませいどう)とは、元禄時代に5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、東京都文京区にあります。

5代将軍徳川綱吉は、儒学の振興を図るため、元禄3年(1690年)湯島の地に聖堂を創建して上野忍岡の林家私邸にあった廟殿と林家の家塾をここへ移したことが湯島聖堂の始まりです。

その後、約100年を経た寛政9年(1797年)幕府直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所」を開設しました。

明治維新を迎えると聖堂・学問所は新政府の所轄するところとなり、当初、学問所は大学校・大学と改称されながら存置されましたが、明治4年(1871年)に、これを廃して文部省が置かれることとなり、林羅山以来240年、学問所となってからは75年の儒学の講筵は、ここにその歴史を閉じました。

湯島聖堂は、維新の一大変革に当たっても学問所としての伝統を受け継ぎ、日本の近代教育発祥の地として栄誉を担いました。

【湯島聖堂】の見どころ

湯島聖堂の見どころは、毎年4月の第4日曜日に行われる「孔子祭」です。

釋奠(せきてん)とも呼ばれる孔子祭は、古く中国で孔子をはじめとする先聖導師に、牛や羊等のいけにえを供えて祀ったことに始まり、現在の聖堂では酒、生鯉、野菜等を供えて孔子とその学問を顕彰しています。

この他の湯島聖堂の伝統行事も興味深いものが複数執り行われています。

また、湯島聖堂では文化講座を設けており、生涯学習講座として一流講師陣による中国古典文学を中心とする本格的な内容の講座が行われています。

近隣に湯島天満宮があることから、受験シーズンを始め年間を通して、合格祈願のために、湯島聖堂を参拝する方も多いそうです。

合格祈願の鉛筆を購入する受験生の姿を多く見かけます。

【湯島聖堂】周辺の見どころ

湯島聖堂の周辺には、湯島天満宮や神田明神、歴史ある建物等、観光や散策にぴったりなスポットが多数あります。

湯島聖堂にゆかりのある場所等を散策するのも楽しめそうですね。

【湯島聖堂】へのアクセス

所在地

東京都文京区湯島1-4-25

お問い合わせ先

03-3251-4606(公益財団法人斯文会事務局)

交通機関

JR御茶ノ水駅徒歩2分

公開時間

9:30~17:00(冬季16:00まで)

土日祝には大成殿公開(10:00~閉門時間まで)

閉館日

夏季休業 8月13日~17日の5日間

年末休業 12月29日~31日の3日間

ホームページ

http://www.seido.or.jp/index.html

マップ


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