県の指定有形文化財!1300年超の歴史ある古社【箭弓稲荷神社】とは

県の指定有形文化財!1300年超の歴史ある古社【箭弓稲荷神社】とは

出典:ときしらずのブログ◎迂闊な話 https://ameblo.jp/tratra-k/entry-12271082359.html

1300年超の歴史ある古社【箭弓稲荷神社】とは

箭弓稲荷神社は、埼玉県東松山市に鎮座する神社である。

社名は、もともと「野久稲荷神社」であったが、平忠常追討の際、当地で源頼信公が戦勝祈願し、戦に快勝したことから「箭弓稲荷神社」と号せられるようになった。

勝負ごとに関わる「何事にも打ち勝つ」というご利益があるといわれる。

近年、“やきゅう”という社名から、野球ファン・関係者が多く訪れ、バット絵馬やベース絵馬、球技守りなどの人気が高い。

加えて、境内の“團十郎稲荷社”(通称穴宮社)は、7代目市川團十郎が文政4年(1821年)の秋、石造りの祠を建立したのが起源で、以来、芸能・技術向上を願う人々の信仰が厚く、芸能関係者もよく訪れる。

稲荷神社としては武蔵国で最も古いと云われ、“日本五大稲荷”(日本三大稲荷?)の一つに数えられることもある。(諸説有り)

県の指定有形文化財である現在の社殿は、豪壮な流れ権現造りで天保6年(1835年)に造営された。

御祭神

保食神(うけもちのかみ)

  • 宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)
  • 豊受比賣神(とようけひめのかみ)

創建

和銅5年(712年)

御由緒

長元元年(1028年)当時、房総三カ国(上総国、下総国、安房国)で関東地方では平将門の乱以来の大規模な反乱が勃発する。

平忠常(たいらのただつね)の乱である。

長元3年(1030年)、朝廷は、源頼信を忠常追討の任に当たらせた。

頼信は、当地武蔵国 比企郡 松山 野久ヶ原(やきゅうがはら)に本陣を張り、野久稲荷神社に夜を徹して戦勝祈願をしたところ、三日三晩にわたる激戦も、神を信じ戦う頼信軍が勝利する。

帰陣した頼信は、ただちに野久稲荷に戦勝報告を済ませると、この勝利はご神威、ご神徳によるものだとして、社殿の建て替えを寄進するとともに、野久稲荷を「箭弓稲荷大明神」とたたえた。

箭弓稲荷神社の御利益

五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、交通安全、厄除、火難除、開運、学業成就、芸能向上等

箭弓稲荷神社の社名の由来

「平忠常の乱」を平定するため、朝廷から派遣された源頼信が、この地で太刀一振と馬一頭を奉納し戦勝祈願をしたところ、明け方に「箭(矢)」と「弓」の形をした雲が現れ、矢が敵陣に飛んでいくように見え、これを神の思し召しと考え敵を急襲し快勝。

当時は野久稲荷神社と呼ばれていたが、立派な社殿を建造し「箭弓稲荷大明神」と称えた。

一説には、白狐に乗った神が弓矢を授けたと伝えられ、源頼信はこの神恩に報いるため、社殿を再建した。

以来、「野久稲荷神社」は、「箭弓稲荷神社」と号せられるようになったとも云われる。

出典:東京のパワースポットを歩く http://cues.cc/clog/%e7%b8%81%e7%b5%90%e3%81%b3/6631

見どころ

縁結びの木

境内南側の松と栴檀(せんだん)の木はお互いが寄り添うように生えており、縁結びや人間関係の好転の御利益があるとされる。

当社のキャラクター、やっくんときゅうちゃんの石像が木の前に設置されている。

出典:東京のパワースポットを歩く http://cues.cc/clog/%e7%b8%81%e7%b5%90%e3%81%b3/6631

末社 宇迦之御魂社(團十郎稲荷(通称:穴宮))

社記によると、遡ること七代目・市川團十郎は特に厚く当社を崇敬しており、社に籠り芸道精進、大願成就を祈願し、その当時、江戸の柳盛座の新春歌舞伎興行において「狐忠信(きつねただのぶ)」「葛の葉(くずのは)」等の芸題を披露したところ毎日札止めの大盛況となった。

これはひとえにご神威、ご霊験のあらたかなることだと感得した團十郎は、文政4年(1821年)の秋、当社に石造りの祠を建立した。

以来江戸の役者衆や花柳界をはじめ、芸能・技術の向上を願う人々の信仰厚く、芸能・商売繁昌の守り神として広く崇敬を集めており、5月・10月には團十郎稲荷祭が行われる。

出典:オマコレ http://cues.cc/clog/%e7%b8%81%e7%b5%90%e3%81%b3/6631

十八番守

「おはこまもり」と読み、技術向上・芸能向上を祈念した御守である。

七代目市川団十郎は歌舞伎十八番(おはこ)を制定した世界的名優として知られ、当社で芸道向上を祈願し境内の樫の木を懐にして新春歌舞伎に臨んだところ、興業は毎日札止めの大盛況となったという故事に因み樫の葉を象っている。

出典:御朱印図鑑・ライフワークへの旅 http://omacolle.com/arts/danjuro-inarisha/

ぼたん園

当神社の牡丹園は大正12年(1923年)に東武東上線坂戸・東松山間の延線竣功を祝し、東武鉄道株式会社初代社長・根津嘉一郎氏が牡丹並びに藤、松を奉納されたことに始まる。

約3500㎡の園内には、1300余株の牡丹を有し、毎年4月中旬頃より、つつじや藤の花と合わせて見事に咲き誇る。

出典:いつか来た道 http://akiba3782.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-1412.html

延命(ながらへ)のフジ

この「フジの樹」は、大正12年(1923年)当ぼたん園に前述の根津嘉一郎氏より寄贈されたものである。

高さ約13m、幅18mのフジ棚に垂れ下がる薄い紫色の花が4月中旬から5月初旬にかけて楽しめる。

フジの樹は一般に寿命も長いとされるが、特にこの樹は推定250年以上といわれ延命(ながらへ)のフジとも呼ばれる。

出典:くみっぺのブログ https://blogs.yahoo.co.jp/sugikk0505/27970869.html?__ysp=566t5byT56We56S%2BIOOBvOOBn%2BOCk%2BWckg%3D%3D

世界最大の木製スタンプ 埼玉で御朱印押印

印面が1.3メートル四方の巨大な御朱印を押印するイベントが行われ、「世界最大の木製スタンプ」として平成28年(2016年)5月ギネス世界記録に認定された。

当社と御鎮座1300年奉祝記念事業実行委員会が作った巨大御朱印は、実際に使われている御朱印(印面は5.4センチ四方)を忠実に24倍に拡大した県産ケヤキ製で、太さ50センチの持ち手部分を含めた高さは1.2メートル、重さは約420キロ。

印面の「箭弓稲荷神社」の文字は、実行委の呼びかけに賛同して全国から集まった印鑑職人がノミを振るって彫り上げたもので、拝殿右側、参集殿に展示されている

出典:御朱印図鑑・ライフワークへの旅 https://ameblo.jp/lifework-shu/entry-12206141458.html

球技守バット型・球技守グローブ型・野球絵馬

当社では、野球・ソフトボールを始め、球技の上達を目指し、「何事にも打ち勝つ」という御祈念が込められたベース型の絵馬やバット型の絵馬、グローブの形をした球技の御守を頒布していただける。

出典:御朱印図鑑・ライフワークへの旅 https://ameblo.jp/lifework-shu/entry-12206141458.html

【箭弓稲荷神社】へのアクセス

所在地

埼玉県東松山市箭弓町2‐5‐14

お問い合わせ先

TEL:0493‐22‐2104

交通機関

【公共交通機関のご利用】

東武東上本線 東松山駅西口から徒歩3分

【自動車のご利用】

関越自動車道 東松山ICから約1.5km

ホームページ

http://www.yakyu-inari.jp/

マップ


スポンサードリンク



この記事の最上部へ

【全国パワースポット案内所】トップへ

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ