パワースポット!世界文化遺産「北口本宮冨士浅間神社」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
世界文化遺産に登録される【北口本宮富士浅間神社】とは
山梨県富士吉田市上吉田にある神社で、全国にある浅間神社の一社。
「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつである「富士山域」の一部として世界文化遺産に登録されている。
1900年の由緒があり、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方への遠征の折にこの地にて富士山の神霊を遥拝し「富士の神山は北方から拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりとされる。
古くから富士山の遥拝地として信仰を集めていたが、江戸時代に富士講が広まると多くの人がここより登拝し、富士山の北口(吉田口)登山道の起点として栄え、17世紀初期に富士講の寄進により境内が整備された。
御由緒
社伝によれば、第12代・景行天皇40年(110年)に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が大塚丘で富士山を遥拝して大鳥居を建立。
その10年後に里人が小祠を建て、延暦7年(788年)には「甲斐守紀豊庭」が現在地に社殿を造営したと伝えられているが、詳細は不明。
第11代・垂仁天皇の時代に、富士山の大噴火を恐れる人々の心を静めるため、火山鎮護の神「木花開耶姫(このはなのさくやひめ)」をお祀りしたとの説もある。
社名は、中世から江戸期においては「浅間大菩薩」「富士浅間明神」などと呼ばれていました。
富士山の2合目にある「冨士御室浅間神社」を「上浅間」、これに対し当社を「下浅間」とも呼ばれていた。
その後、明治期には「富士嶽神社」、「冨士浅間神社」と改称し、昭和21年(1946年)に現在の「北口本宮冨士浅間神社」と改められた。
御祭神
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
主な御神徳は安産・火防、富士山の女神。
彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)
天照皇大神の孫神で、天孫降臨の際、木花開耶姫命を娶られた。
三種の神器を現世にもたらしたとされる。
大山祇神(おおやまづみのかみ)
木花開耶姫命の父神様。
全ての山の神様。
創建
創建788年(延暦7年)伝
ご利益
恋愛成就、縁結び、安産、子育て、家庭円満、開運など
見どころ
大塚社
日本武尊が大塚丘で富士山を遥拝して大鳥居を建立したことを創建の由緒として伝えている創祀の地。
諏訪神社
主祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)・八坂刀賣神(やさかとめのかみ)
夫婦神で当地の産土神(うぶすながみ)であり、北口本宮富士浅間神社勧請前から諏訪森に鎮座と伝わる。
角行の立行石(たちぎょういし)
参道の中ほど、しめ縄のかけられた岩が「立行石」である。
江戸時代に栄えた「富士講」の開祖「角行(かくぎょう)」が、この地から富士山を遥拝しながら、真冬の酷寒のなか裸身で爪立ちし、30日の荒行をした。
全身より血を噴き、里人の勧めで行を止めたと伝えられ、106歳で大往生したという。
―富士吉田市指定文化財―昭和59年(1984年)12月27日指定
冨士太郎杉
県指定第1号の天然記念物で樹齢は約1000年と云われている。
アクセス
所在地
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558番地
お問い合わせ先
TEL:04‐7154‐7377
交通機関
【公共交通機関のご利用】
・中央線大月駅から富士急行線 「富士山駅」下車徒歩20分
・中央線大月駅から富士急行線 「富士山駅」~バス「浅間神社前」下車6分
【自動車のご利用】
・東京方面より
中央道 河口湖IC(R139経由)より約3km、右手
・神奈川・三島方面より
東名 御殿場IC→東富士五湖道路 富士吉田IC(R139経由)より約3km
右手 山中湖・忍野IC(R138経由)より約6.5km左手
・関西・富士宮方面より
東名 富士IC→(西富士道路・R139経由)約54km、右手
・小田原・箱根方面より
国道138号線→(御殿場・山中湖経由)、左手
*駐車場有り
ホームページ
http://sengenjinja.jp/
マップ
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