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国指定史跡「史跡鹿島神宮境内附郡家」に指定!鹿島神宮本宮【沼尾神社】とは?

国指定史跡「史跡鹿島神宮境内附郡家」に指定!鹿島神宮本宮【沼尾神社】とは? | 全国パワースポット案内所

目次

出典:神社ときどき寺 https://www.instagram.com/p/BB_bBEWD_5i/?taken-at=1028546233

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史跡鹿島神宮境内附郡家 鹿島神宮元宮【沼尾神社】とは

鹿島神宮の摂社で坂戸神社と共に、奈良時代に編さんされた『常陸国風土記』に記載されている古社です。

昭和61(1968)年に鹿島神宮の摂社として国指定史跡「鹿島神宮境内附郡家跡」(しせきかしまじんぐうけいだいつけたりぐうけあと)に指定されました。

鹿島神宮内・楼門手前には坂戸神社・沼尾神社遥拝所(ようはいじょ、遠く離れた所から神仏などをはるかに拝むために設けられた場所)が置かれています。

本殿は元和年間(1615年~1623年)の造営。

元は鹿島神宮の奥宮にあった本宮を移したものでしたが、昭和10年代に破壊され、現在の本殿は昭和28年(1953年)に再建された新しいものです。

かつては、その本殿の後方から香取神宮の森が望めたといわれています。

『常陸国風土記』には

「北に沼尾の池あり。天より流れ来し水沼なり。生える蓮根は甘くて病める者を癒える。鮒・鯉多住める」

と江戸後期に枯渇したといわれる『沼尾池』に関する記述が有り、この沼尾池並びに沼尾神社が鹿島神の本源・地主神とする伝承が有ります。(諸説あり)

御祭神 経津主神(ふつぬしのみこと)

鹿島神宮と縁の深い香取神宮のご祭神 経津主神です。

『日本書記』では(『古事記』には登場しない)経津主大神は天照大御神の命を受け、天孫降臨に先立ち武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ、鹿島神宮御祭神)とともに出雲国に降り立ち、国譲りを成功させたとされています。

この古来からの神霊同士が非常に深く近しい関係にあり、経津主大神と武甕槌大神は、対で関東の東を護っています。

常陸国風土記の記載内容

「天の大神の社、坂戸の社、沼尾の社、三処を合わせて、総べて香島の天の大神という」

沼尾神社、天の大神の社とともに、三社で香島(鹿島の古い呼び方)の天の大神と称したと記されています。

沼尾神社のご利益

地震除け、スポーツ上達、出世、開運招福、諸災厄除け、延命長寿、憑物払い、

夫婦和合、安産、農耕・海上守護、交通安全、殖産興業

 

出典:https://www.instagram.com/p/BKpKnhLAtob/?tagged=%E6%B2%BC%E5%B0%BE%E7%A5%9E%E7%A4%BE

周辺おすすめスポット【沼尾神社】

《塚原卜伝(つかはらぼくでん)の墓》

出典:http://4travel.jp/domestic/area/kanto/ibaraki/kashima/kashima/hotplace/11299651-pict/#main

塚原卜伝(1489年~1571年)は、NHK BS時代劇「塚原卜伝」で堺正人さんが演じた日本を代表する剣豪です。

宮本武蔵との「なべぶた試合」の講談でも知られる鹿島新当流の開祖。

将軍・足利義輝や伊勢国司・北畠具教(とものり)らの指南役も務め、人々から『剣聖(けんせい)』の名を献(けん)じられた人物です。

鹿詰(しかづめ)児童公園内には、その偉大な功績を記した碑と銅像が建てられています。

お墓は鹿嶋市須賀・梅香寺跡にあり、現在でも剣の道を志す人たちが多く訪れ、献花が絶えません。

所在地

〒314-0047

茨城県鹿嶋市須賀

アクセス

沼尾神社から車で約9分

駐車場

無料駐車場有

HP

http://city.kashima.ibaraki.jp/info/print.php?no=3389

《坂戸神社》

出典:https://www.instagram.com/p/BKx-VCJAucM/?tagged=%E5%9D%82%E6%88%B8%E7%A5%9E%E7%A4%BE

「天の大神の社、坂戸の社、沼尾の社、三処を合わせて、総べて香島の天の大神という」

沼尾神社、天の大神の社とともに、三社で香島(鹿島の古い呼び方)の天の大神と称したと共に記されている坂戸神社へは、車で約15分。

両神社共に、鹿島神宮の摂社で、神宮内には坂戸神社・沼尾神社遥拝所が設けられています。

東国三社巡りをされる際には『常陸国風土記』では、付近にあった江戸後期に枯渇した「沼尾池」を神として祀っていたとする沼尾神社を本源とする説の根拠を、

「天より流れ来し水沼なり。(天から流れてきた水がたまった沼)」

と、表現していることから、天から降った神であろうとしています。

これに対し、本源を坂戸神社とする説の根拠に、『常陸国風土記』における「坂戸・沼尾」という書き順や、神社近くにある筈の古郡衙(こぐんが、日本の古代律令制度の下で、郡の官人(郡司)が政務を執った役所)が坂戸神社の鎮座する「山之上」にあったと考えられることからです。

所在地

〒314-0045

鹿嶋市山之上227-4 付近

お問い合せ先

TEL:0299-82-2911(市役所代表)

アクセス

沼尾神社から車で約9分

【沼尾神社】へのアクセス

所在地

〒314-0041

茨城県鹿嶋市大字沼尾1298

参拝時間

境内と外部を区切る門や柵がなく、365日、24時間参拝することが可能です。

お問い合わせ先

TEL:0299-82-2911(鹿嶋市役所代表)

交通機関

【公共交通機関のご利用】

・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 徳宿駅下車 徒歩約9分

【自動車のご利用】

・鹿島神宮から車で約17分

ホームページ

http://kashimajingu.jp/guidance/%E5%91%A8%E8%BE%BA%E5%9C%B0%E5%9B%B3/

マップ


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