パワースポット!神の降り立つ場所「雄山神社・前立社壇」とは | 全国パワースポット案内所
目次
「神の降り立つ場所」に鎮座する【雄山神社 前立社壇】とは
峰本社(みねほんしゃ)、中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)、前立社壇の三社をもって雄山神社とする。
所在は富山県中新川郡立山町芦峅寺(あしくらじ)から岩峅寺(いわくらじ)にかけた一帯、広くは地獄谷や弥陀ケ原を含む立山連峰全域である。
前立社壇は、平安初期に建てられた立山寺(岩峅寺)を前身とする神仏習合の施設。
岩峅寺における立山信仰の拠点であった。
岩峅寺及び祈願殿が鎮座する芦峅寺の「峅」と言う文字には「神の降り立つ場所」という意味があるそう。
御由緒
当社(前立社壇)は山裾に位置し、3社の中で一番平野に近く、立山の前に立つお社であることから前立社壇と呼ばれている。
社伝によれば、立山は文武(もんむ)天皇の大宝元年(701年)に景行(けいこう)天皇の後裔 越中国司 佐伯宿祢有若公(さえきのすくねありわか)の嫡男 有頼(ありより)少年が白鷹(しらたか)に導かれ熊を追って岩窟に至り、「我、濁世(じょくせ)の衆生(しゅじょう)を救はんがため此の山に現はる。
或は鷹となり、或は熊となり、汝をここに導きしは、この霊山を開かんがためなり。」という雄山大神(おやまおおかみ)の神勅を奉じて開山造営した霊山である。
古来、富士山・白山と共に日本三霊山として全国各地から信仰されてきた。
御祭神
伊邪那岐神(いざなぎのかみ/立山権現雄山/本地阿弥陀如来)
天手力雄神(あめのたぢからおのかみ/太刀尾天神剱岳神/本地不動明王)
創建
(伝)大宝元年(701年)
ご利益
延命長寿、縁結び、家業繁栄、諸難防災、開運
見どころ
湯立(ゆだて)の釜
この釜は、弘化(こう)2年(1845年)3月に加賀藩12代藩主前田斉泰(なりやすより)寄進された湯立の釜である。
古来より4月8日の春季例祭において五穀豊穣・無病息災を祈って「湯立の神事」が行われてきた。
その神事に使う「湯立の釜」は加賀藩主が寄進するのが江戸時代の慣例であった。
現存する釜は、口縁部が2段となり、口径133センチ、高さ73センチの鋳鉄製です高岡の鋳物(いもじ)師金森彦兵衛によって鋳造され、内側には阿弥陀如来と不動明王を表す梵字(ぼんじ)が施されている。
正式には「探湯の釜」(くがだちのかま)と呼ばれる。
本殿
1191年(建久2年)に源頼朝が再建し、1492年(明応元年)に足利義種によって修復されたと伝えられている。
このように有力者によって手を掛けられてきた本殿は、明治39年(1906年)4月19日に国の重要文化財に指定された。
間口5間の本殿は北陸最大と言われ、室町時代後期の様式を残す五間社流造(本殿の正面に6本の柱を用いたもの)である。
アクセス
所在地
〒930-1368 富山県中新川郡立山町岩峅寺(いわくらじ)1番地
お問い合わせ先
TEL:076‐483-1148
交通機関
【公共交通機関のご利用】
富山地方鉄道 立山線および上滝線 岩峅寺駅 より徒歩約10分
富山地方鉄道 上滝線大川寺駅より徒歩約15分
【自動車のご利用】
立山インター・富山インターより車で15分
ホームページ
http://www.oyamajinjya-maetateshadan.org/
マップ
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