パワースポット!日本を代表するお寺「善光寺」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
遠くとも一度は詣れ善光寺とうたわれた【信州 善光寺】とは
善光寺は、1400年の歴史を持つ日本を代表するお寺である。
日本最古の仏像といわれる秘仏 「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい/善光寺如来)」を御本尊とし、インド・朝鮮半島百済を経て、欽明天皇13年(552年)に百済の聖明王から贈られ日本に渡り、この仏を本田善光が信州の地に安置とされる。
古刹中の古刹で、天皇の勅願で本田善光卿が開山したのが名前の由来である。
誰でも分け隔てなく、宗派の別なく宿願が可能な、無宗派の霊場。
特に、古くから男女平等の救済で知られ、現世安穏と極楽往生をもたらす仏様として、女性の篤い信仰を集めてきた。
鎌倉時代には征夷大将軍 源頼朝公も参詣したと伝わる。
御本尊と御開帳
「一光三尊阿弥陀如来」は、本堂瑠璃壇の厨子内に安置され、住職でさえ見ることができないという絶対秘仏である。
7年に一度の御開帳の際には、秘仏本尊の代わりに大勧進に安置されている「前立本尊」が本堂に遷座されて公開される。
開帳期間中は本堂前に回向柱(えこうばしら)が建立され、前立本尊と回向柱が五色の「善の綱」で結ばれる。
回向柱に触れると前立本尊に触れたのと同じ御利益があるとされる。
開帳は、開帳の年を1年目と数えるため、実際には6年に一度で丑年と未年に行われている。
平成27年(2015年)の御開帳時は、2ヵ月間に700万人もの人が訪れた。
「牛にひかれて善光寺参り」の意味
信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
当寺は、古来より女性の信仰の対象であった。
この話しの老婆のように信心のない女性にも、如来さまはお慈悲をかけ、導いてくださるということを説いている。
阿弥陀如来の脇侍の観音菩薩が牛に化し、阿弥陀如来のお使いとなって善光寺に導いたのである。
創建
皇極天皇3年(644年)伝
ご利益
生気アップ、宿願成就、災厄除け、開運など
見どころ
お戒壇巡り(おかいだんめぐり)
当寺でぜひ体験したいのが、お戒壇巡り。
ご本尊が安置されている瑠璃檀(るりだん)と三卿の間の床下に部屋があり、その部屋をロの字型にめぐる暗黒の回廊である。
この回廊をめぐるのが、善光寺のお戒壇めぐり、別称「胎内めぐり」である。
本堂の内々陣 入口から階段を下りると真っ暗な回廊が続いている。
右手で腰の高さ位の壁を手探りで進むと、御本尊が安置されている真下の「極楽の錠前」に辿り着き、これに触れると御本尊と縁が結ばれ(結縁けちえん)、極楽往生が約束されるといわれている。
びんずる尊者像
本堂正面を入ったところで最初に目にとまる像が、びんずる(賓頭廬)尊者です。
お釈迦様の弟子、十六羅漢の一人で、神通力(超能力に似た力)が大変強いといわれる。
俗に「撫仏」といわれ、病人が自らの患部と同じところを触れることでその神通力によって治るという信仰がる。
自分の患部と同じところを撫でると治るという信仰があり、参拝者に撫でられ、つるつるになっている。
ミシュランの3つ星に輝いた。
山門(三門)
桁行き約20.4メートル、梁行き約8メートル、高さ約18メートルの入母屋造りの大楼門である。
5年の歳月を経て、寛延3年(1750年)に建立された。
楼上に掲げられた「善光寺」の額は「鳩字の額」ともいわれ、3文字の中に鳩が5羽隠れている。
アクセス
所在地
〒380-0851 長野県長野市元善町491-1
お問い合わせ先
TEL:026‐234‐3591
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- JR東京駅(北陸新幹線で約1時間30分)→JR長野駅→長野電鉄長野線 善光寺下駅 下車 徒歩13分
【自動車のご利用】
- 中央自動車道[岡谷JCT]→長野自動車道[更埴JCT]→上信越自動車道[長野IC]
- 関越自動車道[藤岡JCT]→上信越自動車道[長野IC]
ホームページ
https://www.zenkoji.jp/
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