パワースポット!信濃国一宮「諏訪大社・上社・前宮」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
諏訪信仰発生の地【大社・上社・前宮】とは
信濃国一宮「諏訪大社」は“お諏訪様・諏訪大明神”と親しまれ、崇敬されている由緒正しい神社。
前宮は、冬の御神渡り(おみわたり)で有名な諏訪湖をはさむように、南に上社、北に下社があり、さらに上社には前宮と本宮(ほんみや)がある。
本宮から東方面に約2キロ離れたところにあり、旧鎌倉街道にそった県道の途中の山の手にある。
その中でも前宮は、諏訪大明神が最初に居を構えた諏訪信仰発祥の地として有名である。
前宮本殿は内御玉殿(ちのみたまどの)から200m程上段の高台に建ち、古くは神殿に附属したお社であった。
現在の社殿は昭和7年(1932年)伊勢の神宮の御用材を用いて建てられた。
例年4月15日に行われる上社最大の神事 御頭祭(おんとうさい)は、前宮十間廊(じっけんろう/古来より行われてきた重要神事の舞台)に御神輿を安置して行なわれる。
御由緒
上社前宮は、他の三社とは大きく形態や由緒が異なる。
諏訪大社は四社で一社と認められたのは明治29年(1896年)のことで、それ以前は、上社本宮の境外摂社として扱われていた。
しかし、地元住民の熱い指示により、前宮あっての本宮と国が認めるまでになった。
御神体
守屋山
守屋山、上社前宮、上社本宮は直角三角形で結ばれる位置にあり、ご神体である守屋山のエネルギーを受け取れる構造になっている。
多くのパワースポットは、このような不思議なラインで結ばれている。
御祭神
◆八坂刀賣神(やさかとめのかみ)・・・建御名方神(たけみなかた/諏訪大明神)の妃神、神道の女神。記紀神話には見られない神であり、諏訪固有の神とも考えられる。
◆御左口神(みしゃぐちしん)・・・諏訪の土着神
創建
不詳
ご利益
五穀豊穣、家内安全、健康長寿、交通安全、商工業の繁栄、開運招福など
見どころ
御柱
諏訪大社といえば、「御柱」でも有名。
神域の四隅に、御柱が数えで7年ごと(6年に1度)に上下4社に4本ずつ計16本建てられる。
大きな御柱では、長さが15m超、重さが10tにも及ぶという。
この大きな御柱を20数キロの道程を山から人力のみで運ばれる。
この行事が「御柱祭(みはしらさい)」または「おんばしらさい」とも呼ばれ、祭りを見るために毎年数十万人の観衆が訪れる。
4社いずれも御柱を見られるが、4本すべての御柱を触れてまわれるのは、「上社の前宮」だけである。
十間廊
古くは神原廊(ごうはらろう)と呼ばれ中世まで諏訪祭政の行われた政庁の場ですべての貢物はこの廊下で大祝(おおはふり)の実見に供された。
「大祝(おおほうり)」・・・選抜された7、8歳の男の子に、ミシャグジ信仰を持つモリヤ一族の神長が秘伝の祭祀を行い、生き神である「大祝」にする。大祝は在位中、諏訪群から出ることが禁じられ、前宮の中で特殊な暮らしを送った。
毎年4月15日の「酉の祭」には鹿の頭75が供えられたが、これらの鹿の中には必ず耳の裂けた牡鹿がいることから諏訪の七不思議に数えられた。(諏訪大社七不思議・・・御神渡、元朝の蛙狩り、五穀の筒粥、高野の耳裂け鹿、葛井の清池、御作田の早稲、宝殿の天滴)
上段に大祝の座、次に家老、奉行五官の座があり、下座に御頭郷役人(おとうごうやくにん)の座なども定められ左手の「高神子屋(たかみこや)」で演ぜられる舞いを見ながら宴を行った。
水眼
当宮の「四之御柱」付近には、御手洗川上流の山の中から湧き出した「水眼」の清流が流れている。
前宮のご神域を流れる清流のことを“すいが”と呼び、古くからご神水として大切にされてきた。
中世においては、この川で心身を清め、前宮の重要神事の際に用いられたと記録されている。
飲用も可能。
アクセス
所在地
〒391-0013 長野県茅野市宮川2030
お問い合わせ先
TEL:0266‐72‐1606
交通機関
【公共交通機関のご利用】
JR中央本線茅野駅からバスで10分
【自動車のご利用】
諏訪ICから車で10分。
ホームページ
http://suwataisha.or.jp/honmiya018.html
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