関東三大弁天のひとつ!弁財天像をご本尊(秘仏)【布施弁天】とは | 全国パワースポット案内所
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関東三大弁天のひとつ【布施弁天】とは
「布施の弁天さま」として親しまれている当山は、紅龍山 布施弁天 東海寺(こうりゅうざん)と称し、大同2年(807年)に弘法大師空海作といわれる弁財天像をご本尊(秘仏)として開山された祈願寺である。
江島神社、上野不忍池に当山を加え関東三弁天と呼ばれており、平成18年(2006年)には、本堂・楼門・鐘楼が千葉県重要文化財に指定された。
御本尊
弁財天
創建
大同2年(807年)
御由緒
大同2年(807年)、天女が村人の夢に現れて、「我は、但馬の国朝来郡筒江の郷(現 兵庫県朝来郡和田山町)から参った、我を探し祭りなさい」と告げ、夢から覚めた村人が光をたどっていくとそこに三寸(約9センチメートル)ほどの尊い御像があったので、藁葺きの小祠を建てておまつりした。
のちに、その像は弘法大師空海が但馬の国で願をかけ、彫刻し奉った弁財天であることがわかり、大師は寺を造り、山を紅龍山とよび、この村を天女の利益にあやかり「布施」と名付け、京に帰り嵯峨天皇に事の次第を申し上げた。
弘仁14年(823年)に入り、大師の話に感動した嵯峨天皇は田畑を寄付し、堂塔伽藍を建立され勅願所(天皇が天災地変や疫病流行などを祈願せしめられた寺社)に指定した。
本堂の向拝の回柱に菊の紋章があるのは、そのためである。
布施弁天の御利益
財運上昇、家内安全など
布施弁天見どころ
本堂
本堂は数度の戦火により消失したが、本尊弁財天を篤信していた時の領主本多豊前守が98名の大名から寄進を求め、享保2年(1717年)、現本堂を完成させた。
本堂内陣の天井には、それら諸大名の家紋が描かれており、本堂外陣の天井鏡板の竜は狩野探舟(探船/かのうたんせん)の作である。
唐風の向拝を持つ三方破風(さんぽはふ)造り総朱塗りの華麗な大本堂は、平成18年(2006年)千葉県重要文化財に指定された。
ぴんぴんころり地蔵
ぴんぴん(健康で長生き)、ころり(寝込まずに楽に大往生する)という願いから作られたぴんぴんころり地蔵。
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三重塔
昭和48年(1973年)に、お釈迦さまの遺骨(仏舎利)を祀り、お釈迦様の教えに一歩でも近づくためのものとして造られた。
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鐘楼
全国でも珍しい多宝塔式の総欅造り。
基担は、みかげ石積み八角形、その上に12本の円柱で円形の本体を構成し、その柱頭に十二支の彫刻を配して方位を表している。
設計にあたった矢田部(現茨城県つくば市)の名主 飯塚伊賀七は「からくり伊賀」といわれた。
当時としては奇抜な木製和時計や五角堂など数々の品々を発明した人物で、この鐘楼の設計図も手掛けている。
文化15年(1818年)建立、千葉県重要文化財。
出典:猫の足あと https://tesshow.jp/chiba/kashiwa/temple_fse_tokai.html
楼門
急な石段を登ると現れるケヤキ造りの立派な楼門は、文化7年(1810年)に建立された。
総欅2階建ての桟瓦葺(さんがわらぶき)で、楷下に四天王、階上には釈迦三尊を安置する。
また、軒下には、竜、麒麟(きりん)、亀、松、鶴といった素木造り(しらきづくり)の彫刻がはめ込まれている点も特徴的である。
平成18年(2006年)千葉県重要文化財 指定。
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弁天様御玉子
弁天様がこの世に姿を現すときは“白蛇となって現われる”といわれ、蛇は脱皮することで生まれ変わる、つまり不老長寿であると考えられ、損のご利益を授かろうと境内には蛇の好物である玉子が供えられる。
毎月一日、十五日、巳の日には、参拝者にご利益が届くようにと祈祷した玉子108個が配られる。
その玉子に願い事と名前を書き、むいて食べた後、殻を誰も通らない場所に埋めると願い事が叶うという。
出典:魂の対話士&針灸師 楽々堂 板倉千世 https://ameblo.jp/sakura1010stone/entry-12324796403.html
【布施弁天】へのアクセス
所在地
千葉県柏市布施1738
お問い合わせ先
TEL:04‐7131‐7317
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- 柏駅中央改札から徒歩3分、「柏駅西口」より「布施弁天」行にて終点で下車
「三井団地」行にて「土谷津入口」で下車、徒歩約10分 - 我孫子駅北口より「あけぼの山公園入口」行にて終点で下車、徒歩約10分
ホームページ
http://www.fusebenten.com/
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