古来より巡礼の霊場!日本唯一の四方懸造【笠森観音】とは

古来より巡礼の霊場!日本唯一の四方懸造【笠森観音】とは

出典:じゃらん https://www.jalan.net/kankou/spt_12427ag2130015417/photo/?screenId=OUW3701

日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」【笠森観音】とは

笠森観音は、延暦3年(784)天台宗開祖 伝教大師 最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝わる古刹で、古来より巡礼の霊場として知られており、十一面観音像が本尊であることから「笠森観音」と通称される。

我国で現存する唯一の四方懸造とは、岩山の頂部を包み込むように四方を懸造(崖や池などの上に建物を長い柱と貫で固定し、床下を支える建築方法で清水寺などが有名)で囲って造った極めて珍しい建築様式である。

正式名称

大悲山 楠光院 笠森寺(だいひざん なんこういん かさもりじ)

御本尊

十一面観世音菩薩

創建

延暦3年(784年)

御神託

子授祈願・安産祈願・初参り・七五三・病気平癒・厄除け・合格祈願・ 社運隆昌・交通安全など

笠森寺 おすすめポイント

観音堂

大岩の上にそびえる観音堂は、それぞれ高さの違う61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり重要文化財である。

明治41年(1908)「国宝」に、その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」となっている。

長元元年(1028年)に後一条天皇の勅願で建立されたと伝えられているがその後焼失し、現在の建物は解体修理の際発見された墨書銘から文禄年間(1592年~1595年)の再建とされている。

観音堂の75段の階段を上った回廊からは、四季それぞれに美しい房総の山々が眼下に眺められ、その景観は一見に価する。

他にも重要文化財の鋳銅唐草文釣燈籠(ちゅうどうからくさもんつりどうろう)など多くの文化財も残されている。


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子授楠(こさずけのくす)と子授け観音

笠森観音に向かう道には「笠森自然公園」という森林が広がっており、国の天然記念物に指定されている。

自然林の中に太いしめ縄が掛けられた「子授楠」がある。

この子授楠の根本には、人がくぐれるくらいの大きな穴が空いていて、この穴を「男性⇛女性」の順番でくぐり抜けると子宝のご利益があると云われている。

穴をくぐると、「子授楠」の根本に立っておられる、タレントの梨花さんもお参りした「子授け観音」の目前に出る。


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開運 黒招き猫

インターネットやラジオなどでその効果が報告されている「縁起屋 古壺(ここ)」の「開運 黒招き猫」

座布団の色にも意味があり、「赤」は浄化・招福・子授け、「金」は金運・仕事運、「緑」は健康・長寿、「ピンク」は良縁、「青」は学業向上・学業成就・交通安全。

黒招き猫の顔を東か南または東南に向けるとより効果的で、一番下に赤い座布団を敷くことで、場が浄化されて良い運が入ってくるようになるといわれる。


出典:lapis lazuli https://lapislazulihappy.com/chiba/184/

御来光の道(レイライン)

春分の日と秋分の日に、太陽が通る道。

北緯約35度23分を結ぶ直線上には、地理的な名所、歴史的な建造物が立ち並んでおり、陽が昇る東は、千葉県の玉前神社から、西は島根県出雲大社までを結ぶ線を、御来光の道(レイライン)として神秘的なパワーをもたすと云われている。

1玉前神社(千葉県)→2笠森観音(千葉県)→3寒川神社(神奈川県)→4富士山(静岡県・山梨県)→5七面山(山梨県)→6真清田神社(愛知県)→7南宮大社(岐阜県)→8伊吹山(滋賀県)→9竹生島神社(滋賀県)→10元伊勢内宮皇大神社(京都府)→11三徳山三佛寺(鳥取県)→12大山(鳥取県)→13出雲大社(島根県)

【笠森観音】へのアクセス

所在地

〒297-0125 千葉県長生郡長南町笠森302

お問い合わせ先

TEL:0475‐46‐0536

交通機関

【公共交通機関のご利用】

◆JR外房線 「茂原駅」下車 小湊バス「上総牛久駅」行 「笠森」下車 徒歩5分

◆小湊鉄道 「上総牛久駅」下車 小湊バス「茂原駅」行 「笠森」下車 徒歩5分

【自動車のご利用】

◆圏央道  「茂原長南IC」より5km 約7分

拝観料

大人200円・小人100円 ※御堂や山林の維持のため

拝観時間

◆4月~9月  午前8時~午後4時30分

◆10月~3月  午前8時~午後4時

ホームページ

http://kasamori-ji.or.jp/

マップ


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