パワースポット!高岡古城公園内にある「射水神社」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
越中國一之宮【射水神社】とは
富山県高岡市の高岡古城公園内にある神社。
登記上の宗教法人名称は越中総鎮守射水神社(えっちゅうそうちんじゅいみずじんじゃ)。
神紋は祭神の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)にちなみ「稲穂」。
当社はもともと、霊山である二上山(ふたがみやま)そのものを祀る社であったと考えられ、古記録に、当社のご祭神は「二上神」と記されており、神仏混淆(しんぶつこんこう)が主流だった江戸時代までは、「二上山大権現(ふたがみやまだいごんげん)」として人々に崇敬されてきた。
その後、明治時代には政府による神仏分離令を受け、二上神は瓊瓊杵尊として祀られるようになった。
二上神は二上山山麓の二上射水神社に祀られている。
御由緒
越中国は古くから名の知られた神社が鎮座されるなかで、当社は神社の戸籍帳とも云われる『延喜式』神名帳(出雲本)において国内唯一の名神大社、また加賀国一宮の白山比咩神社に伝わる『白山之記』(国指定重要文化財)では「越中一宮」と記されている。
「射水」という社名は平安時代初期の『国造本紀』に記された「伊弥頭(いみづ)国造」に由来するとされ、平安時代以前から当地の豪族を中心に信仰されていた。
創祀は太古で、当初は現在の鎮座地から5kmほど北の大伴家持卿由来の名勝・二上山の山麓に鎮座され、祭祀が行われていた。
戦火と大火で二度にわたり社殿を焼失したが、皇室や武将の尊崇も篤く、江戸時代には加賀藩の祈祷所になるなど、越中国一宮としての格式を保持してきた。
明治8年(1875年)、高岡城跡(国指定史跡[平成27年(2015年)4月指定])の「高岡古城公園」へ遷座された。
江戸時代の城跡に社殿を構える一宮は全国で当社のみである。
御祭神
瓊瓊杵尊(天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる天津神(あまつかみ))
創建
不詳ながら創祀は太古と伝わる
ご利益
五穀豊穣、商業繁栄、家内安全、縁結び、開運厄祓、みちひらき
稲穂を地上にもたらされた瓊瓊杵尊は農業神として崇敬されており、豊かな実りは商業繁栄はもとより全ての産業の発展に通じるご神徳である。
縁結びは、天孫降臨に随伴した神々の一柱である天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と猿田毘古神(さるたひこのかみ)を、瓊瓊杵尊が娶(めあ)わせた神話に由来している。
見どころ
高岡古城公園
慶長14年(1609年)加賀前田家2代当主前田利長公が隠居城として築いたが、完成を見ぬうちに、一国一城令により廃城となってしまった。
一時、高岡城跡を民間に払い下げることが決まっていたが、高岡町民の請願で明治時代より公園として開放され、昭和40年(1965年)に富山県指定史跡、平成27年(2015年)に国指定史跡として指定された。
「日本さくら名所百選」にも選ばれる公園では、春に約2700本の桜が咲き、夏には鮮やかな新緑がいきいきと生い茂り、秋には紅葉、冬には白銀の雪で見事な景観を創り出ししている。
中心市街地でありながら約21万㎡(東京ドームの約4.5)の広大な面積のうち、3分の1が水濠で、水面に映る桜や緑の樹々もとても美しい野趣あふれる公園である。
加賀藩は、城の実質的な保全を図ったため、水濠はほとんど築城時のままに残されている。
日本を代表する漫画家 藤子不二雄のお2人にゆかりの場所としても有名。
公式HP:http://www.kojyo.sakura.ne.jp/
いみづ茶寮
当社内、参集殿にカフェエリアとして「いみづ茶寮」が開かれている。
いみづ茶寮オリジナル・ブレンドコーヒーやハーブティー、にラテアートをあしらったオリジナル石臼挽き抹茶ラテなどが味わえる。
アクセス
所在地
〒933-0044 富山県高岡市古城1番1号
お問い合わせ先
TEL:0766‐22‐3104(社務所)
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- あいの風とやま鉄道「高岡駅」より徒歩約10分
【自動車のご利用】
- あいの風とやま鉄道「高岡駅」より車約3分
(JR北陸新幹線「神高岡駅」でJR城端線に乗り換え、普通列車約3分で「高岡駅」) - 能越自動車道「高岡IC」より車約15分
- 富山空港より車で北陸自動車道「富山IC」乗車、「小杉IC」降車で約40分 ※駐車場有
SNS
公式HP:https://www.imizujinjya.or.jp/
公式instagram:@imizujinjya
マップ
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