パワースポット!二上山南麓にある「二上射水神社」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
二上山を神体山とする【二上射水神社】とは
富山県高岡市の二上山(ふたがみやま)南麓にある神社である。
越中国一宮で明治時代に遷座した射水神社の元の鎮座地である。
二上山を神体山とし、二上大神を祀る。
旧社格は村社。
境内には、二上山養老寺(ようろうじ(別当寺:神社を管理するためにおかれた寺のこと))のひとつである高野山真言宗の寺院、慈尊院(じそんいん)も併設されている。
御由緒
創建は奈良時代以前のこととされる。
社伝によれば、当社は二上山を神奈備(かんなび/神霊が宿る御霊代(みたましろ)を要した領域)とし、太古よりその麓に鎮座していたが、養老元年(717年)に僧 行基が勅を受けて二上山麓に別当寺を建立し、二上大神を二上権現と称して祀った。
かつての領域は二上全山の22万坪余りにも達したが、2度にわたる兵火で焼失。
その後、加賀藩主・前田利家公により復興した。
御祭神
二上大神(ふたがみのおおかみ)
創建
奈良時代(和銅3年(710年)~延暦3年(784年))以前とされるが不明
見どころ
二上射水神社築山行事(ふたがみいみずじんじゃつきやまぎょうじ)
築山行事は毎年4月23日に行われ、富山県内では当社と放生津八幡宮(ほうじょうづはちまんぐう)の2社のみに残る祭礼である。
古代信仰では、神は天上にあり、祭に際して、境内の三本杉と呼ばれる大杉の前に組んだ臨時の祭壇(築山=憑き山)に神を迎えて豊作を祈願したといわれている。
二上青年団による獅子舞が行われた後、舟形の神輿などを呼び込んで神事を行い、祭儀が終わると二上山の悪い神様が暴れると伝わるため、すぐに解体される。
この固定した築山は、やがて担いだり、車をつけたりして動く曳山へと移行し、高岡御車山(たかおかみくるまやま)の原点ともいわれる。
昭和35年(1960年)3月12日に築山が高岡市の有形民俗文化財に、昭和57年(1982年)1月18日には築山行事が富山県の無形民俗文化財に指定され、2006年(平成18年)には、「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定されている。
二上山養老寺 慈尊院
所在地:当社の境内
宗 派:高野山真言宗
かつて、養老寺は養老元年(717年)勅令によって僧 行基が建立したとされ、当社の神仏習合、社寺仏閣の一つである別当寺として大いに栄えた。
別当寺は山号を「二上山」、寺号を「養老寺」と言い、二上山全体を境内として社地殿閣広大であったと伝えられている。
アクセス
所在地
〒933-0981 富山県高岡市二上谷内1519
お問い合わせ先
TEL:0766‐25‐1766
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- あいの風とやま鉄道線 高岡駅より加越能バス 富大高岡・城光寺運動公園方面16分、二上団地前下車8分
- 万葉線 米島口駅より徒歩30分
- JR氷見線 能町駅より徒歩35分
【自動車のご利用】
- 能越自動車道 高岡北ICから車で10分
- あいの風とやま鉄道 高岡駅から車で15分
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