パワースポット!日峯山に鎮座する「日峯神社」について | 全国パワースポット案内所
目次
小松島の「日峯神社」とは
見わたせば、眼下に青天隔つ、神子の海岸。
はい、何とかも言えない、デタラメな俳句にお付き合い頂きありがとう御座います。
さて、今回は日峯神社を取り上げます。
間違っても、福岡県の日峯神社ではありせんよ。
ここは小松島の日峯神社です。
さて、津峯神社でも紹介した阿波三峯の一つに数えられる日峯山に鎮座する日峯神社であります。
地元のお年寄りとかには、「ひのみさん」の愛称で親しまれています。
日峯神社へアクセス
こちらへ訪れるには、県道120号線、大原ローソン店から日峯山へ登るルートと、私立北小松島小学校の辺りから登る2つのルートがあります。
どちらも車からアクセス可能です。
ただ、大原ローソンから行くと、麓に日峯神社の鳥居が目に入ります。
もちろん、本殿や外宮もまだまだ山頂なのですが、何やら意味深ですね。
そして北小松島小学校から行くと、金長神社があります。
こちらの神社は、ジブリの「平成タヌキ合戦」に出て来た金長大明神のモデルになりました。
後で、金長饅頭を食べたくなりますね。
大日霊貴神(おおひるめむちのかみ)は、天照大神
こちら主祭神は、大日霊貴神は天照大神であらせられるのですが、どう見てもこれまでに紹介した神名とは違う事に気付いたでしょうか?
恐らくこれは、仏教伝来時の影響によると思われます。
現在の感覚では、天照大神の顕現した姿が勧善菩薩とか言われ、神仏が融合していました。
でもこれって、仏教に日本の神々が背乗りされかけたと言う事でしょうか?
真相は不明ですが、大化改新などを踏まえると、なかなかの怪しさ大爆発です。
四国は弘法大師様が、四国八十八箇所霊場をその場に行って、修行を積んだと言う説話があります。
つまり、霊、大明神、大権現、顕現、の単語がつくは全て仏教用語になります。
因みに現代、私たちが良く使っている常用漢字は外国へ勉強しに行った優秀な若者達が、外国語を学び、日本語に直して、それまでなかった近代常用漢字を編みだしのです。
つまり日本人って、千年以上も前から既に、造語を作る能力に優れていたのですね。
最初はその土地に、土地神様がいた事を踏まえるならば、後から異なる神様が来て、そこに自身の神殿などを建てる事は世界によくある事なのだろうと推測されます。
山頂の風景
さて日峯山は標高は191.6mもありまして、展望台から臨める見晴らしはとても素晴らしく、北には入り江の大神子海岸、そのとなり東には子神子海岸が見えます。
更に、天気が良い日には鳴門と淡路島が見えます。
西側には、眉山、阿讃山脈が見えるのです。
後は夜景としても有名なスポットなので、夜に訪れて恋人や家族と眺めるのも乙なものです。
日峯神社の歴史①創設秘話の火焚神事
さて日峯神社の由緒、縁起なのですがここは、簡潔にかみ砕いて解説させて頂きます。
第13代成務天皇5年(135年)旧徳島県である粟の国、長の国、の両国ありまして、事代主命の遠い子孫であります韓背足尼(からせのすくね)という人物が長の国造りを委国の政権より命じられました。
よって、韓背足尼は祖先が遺した火焚神事を日峯山で行い国造り就任の報告を祖神に伝えられたのです。
時代は下りまして、天平勝宝2年(755年)、「豊野真人篠原」と言う人物が阿波守を任されます。
しかし翌年、国中に疫病が流行してしまい国民達はとても苦しみました。
そこで、日峯山で祖神の神事である火焚の病気平癒を祈願した所、たちどころにより疫病は治まりました。
この有り難い日峯山に社を建てて、祖神を慎んで祀るのでした。
これにより、8月18日は夜に「十八山火焚祭」の神事が今も残っています。
さて現在では、キャンプファイヤーみたいなモノを想像されますが、当時は、山焼きをしたと思われます。
グロい話しですが、もしかしたら、遺体を山に埋めていたのかも知れません。
あくまでも推測ですが。
山焼きをする事により、溜まっていた有害なごく一部のウィルスや細菌が緩和されたものと思われます。
日峯神社歴史②蟹の絵馬
日峯神社では世にも珍しい蟹の絵馬が奉納されています。
蟹は神様のお使いとされています。
人によっては願い成就させるために、御神徳を受けて蟹を食べない信者は多数に登るらしいです。
更には猿蟹合戦や千匹蟹の大群の絵画が昔の画家により奉納さています。
古代は蟹の大群が日峯山や周囲に住み着いていたのでしょうか?
津峯神社に続いて、日峯神社にもたくさんの他ではみられない魅力的な伝説や伝承がたくさんの有りました。
因みに小松島公園の狸ひろばには、大きな狸の銅像が置いてあります。
こちらで、金長饅頭を食べて小松島の文化に触れて下さいませ。(※注意、そんな習わしはありません。ご注意を)
アクセス
所在地
〒773-0015 徳島県小松島市中田町西山92
お問い合わせ
TEL : 0885-32-3568
FAX : 0885-32-2464
交通機関
JR牟岐線 南小松島駅下車 3km
駅からはお車・タクシーをご利用ください。
ホームページ
http://hinomine-jinja.sakura.ne.jp/
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