パワースポット!雄島に鎮座する「大湊神社」を紹介 | 全国パワースポット案内所
目次
心霊?パワー?スポット雄島に鎮座する【大湊神社】とは
当社の鎮座する雄島は、東尋坊の北約1.5キロの海上に浮かぶ無人島で、224mの朱塗りの雄島橋を渡っていく。
当社の鳥居が、ちょうど門のように島の入口にあり、鳥居をくぐって階段を上ると島内一周(約2キロ)の遊歩道がある。
数年前、テレビ番組で以下の件が取り上げられたため噂が先行し心霊スポットとするネット記事が多数存在する。
- 東尋坊で自殺した人の遺体が雄島に流れ着く。
- 島を反時計回りで歩くと死んでしまう、呪われる。
- 雄島近くにある雄島トンネル内の観音様の目が光ると事故に遭う。
一方、雄島は、地元民からは神の島と云われ、島全体が大湊神社の鎮守の森として信仰されてきた。
島内には珍しい木々や植物が鬱蒼と茂っており、島の左手(東側)には壮大な断崖が現れる。
その神秘的な雰囲気で福井県有数のパワースポットとも云われている。
御由緒
当社は白雉年間(西暦650年頃)勤請と伝えられる古社。
延喜式内社で祭神は、事代主神少彦名命 外5柱で、三保大明神とも号せられ航海、漁業の守護神として、崇敬されている。
天正年間(1573~1591)織田信長の兵火にかかり、社殿はことごとく焼失。
棟札(むねふだ)より、元和7年(1621年)福井2代藩主 松平忠直公が武運長久、国家安全の祈願所として再建したのが現在の本殿で、また大工は石井備中宗行あることが分かっている。
この本殿は桃山様式を取り入れた一間社流れ造の柿葺で、中には伊邪那岐神(いざなきのみこと)のけやき一木彫の座像が安置されており、建物(本殿は昭和28年(1953年)に、拝殿は昭和46年(1971年))とともに福井県指定の重要文化財となっている。
文治2年(1186年)秋、源義経が奥州へ下降する途中、当地に止宿し、当社に参拝して、家臣 亀井六郎重清の兜一領を神前に奉納、一門の武運と海上の安全を祈願した。
戦国時代の永禄年間(1558年~1570年)、朝倉義景が参拝、一門の祈願所に定め、社領などを寄進された際に明智光秀が訪れて漢詩を詠んだという話も伝わる。
御祭神
- 三保大明神(三尾大明神/三尾君の祖神とも伝えられ、三尾君とは古い時代にこの土地を拠点に力を持っていた豪族であり、六世紀前半に即位した継体天皇にも関係する名称)
- 事代主神
- 少彦名神
◆相 殿◆(天正年間に合祀された)
大物主神・三穂須々美神(みほすすみのかみ)
◇合 祀◇(明治45年(1912年)6月より合祀された)
天照皇大神・伊邪那岐神・伊邪那美神・応神天皇
創建
(伝)白雉年間(650年~654年)
ご利益
海上安全、大漁満足、商売繁盛、リフレッシュ
見どころ
柱状節理(ちゅうじょうせつり)と板状節理(ばんじょうせつり)
雄島の安山岩は、約1300万年前に噴出した溶岩が地表付近で冷え固まって出来た。
マグマや溶岩が冷え固まる時に堆積が縮むために出来る『柱状節理』と流れようとする溶岩と地面との摩擦で生じる歪みによって割れ目が出来る『板状節理』が海岸線を形作っている。
瓜割の水
島の西側にある真水が湧き出る場所。
岩の隙間から湧き出るそうで、それは夏でも冷たく、その中に瓜を入れると割れるといわれ、いつの頃からか瓜割の水と呼ばれるようになった。
雄島橋
雄大な越前海岸と雄島(おしま)の間にかかる朱色の橋。
アクセス
所在地
〒913-0064 福井県坂井市三国町安島23‐14
お問い合わせ先
TEL:0776‐82‐5515(坂井市三国観光協会)
交通機関
【自動車のご利用】
- 北陸自動車道 金津ICから約30分
島へは安島漁港から雄島橋が架かっており、徒歩または自転車でアクセス可能。
橋の手前に無料駐車場有り。
ホームページ
https://echizen-oshima.com/01_anto/index.html
マップ
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