パワースポット!「水源の森百選」にも選ばれている「鵜の瀬」

パワースポット!「水源の森百選」にも選ばれている「鵜の瀬」

出典:まるごと北近畿 https://kitakinki.gr.jp/spot/1913

お水送りの名所 霊域【鵜の瀬】とは

鵜の瀬は、福井県小浜市に流れる遠敷川(おにゅうがわ)の中流、豊かな森林に囲まれた水源から採水されており、飲用も可能で、公園内の給水場でも飲むことができる。

環境庁認定「名水百選」の他、その豊かな自然環境から上流域は林野庁選定「水源の森百選」にも選ばれている。

奈良東大寺二月堂の「若狭井(わかさい)」の水源と伝えられる鵜の瀬の霊域は、若狭国一ノ宮 若狭彦/姫神社の飛地境内地で由緒が深い。

由来

鵜の瀬の由来は非常に神秘的である。

鵜の瀬自体は、白と黒2羽の鵜が岩から飛び出して樹にとまり、香水のように甘い水が湧き出したと伝えられているが、他にも以下のような、鵜の瀬に関する伝説が残されている。

若狭神宮寺に渡ってきたインド僧 実忠(じっちゅう)は、その後東大寺に二月堂を建立し、大仏開眼の2が月前から祈りの行法(修二会)を行った。

初日に「新名帳」を読み上げて日本国中の神々を勧進したが若狭の遠敷明神だけが漁に夢中になって遅れ、あと2日で終わるという日に現れた。

そのお詫びとして、二月堂のご本尊にお供えする「閼伽水(あかみず)」(清浄聖水)を献じる約束をして地面を割ると白と黒の2羽の鵜が飛び出して穴から清水が湧き出した。

若狭の「鵜の瀬」より地下を潜って水を導かせたのである。

この湧き水を「若狭井」と名づけ、1250年の長きに渡って守り続けられているその井戸より「閼伽水」を汲み上げ本尊にお供えする儀式が、大和路に春を告げる神事「東大寺二月堂のお水取り」である。

若狭小浜の神宮寺では、奈良に先立つこと10日、3月2日にお水送りの神事が執り行われる。

水質

硬度平均24.5mg/1リットルの軟水。

ミネラルなどの含有量を含めた水質は名水選定時と変わらず良好に保たれており、クセの少ない飲みやすさが特徴。

水質保全活動として、地元住民(下根来区)が「鵜の瀬保存会」をつくり、定期的な清掃美化活動を実施している。

公園の一角には名水を汲むことのできる給水所(有料)がある。

ポリ容器1個に300円、ペットボトル4個に300円のステッカーを購入することで利用できる。

出典:じゃらん https://www.jalan.net/

おすすめ・見どころ

鵜の瀬公園

園内の広さは、2,000㎡で、芝生公園や石畳、藤棚等があり、四季を通じてそれぞれの趣を満喫できる。

出典:じゃらん https://www.jalan.net/

鵜の瀬橋

橋長 28m 幅員4m

景観に配慮し、外観は板張で、中央部にはテラスが設けてあり、ここからの眺めは格別。

出典:綾部の文化財日誌 https://star.ap.teacup.com/ayabebunnkazai/1119.html

お水送り

3月12日の奈良・東大寺における「お水取り」に先立ち、福井県小浜市の神宮寺、鵜の瀬では3月2日に「お水送り」が行われる。

小浜から注がれたお香水が、10日間をかけて、東大寺二月堂の若狭井に届くと伝えられている。

昼前の神事から始まり、夜にかけて松明の明かりを頼りに、行者や白装束の僧、そして一般参加者が列を作り行う厳粛な神事。

雪の降る中で行われる厳かな行事は、若狭に春の訪れを告げる。

出典:日本の名水 百選 http://municipia.org/1681/

アクセス

所在地

〒917-0246 福井県小浜市下根来

お問い合わせ先

TEL:0770‐64‐6021(小浜市役所 産業部 商工観光課 観光振興G)

交通機関

【公共交通機関のご利用】

  • JR小浜線 東小浜駅からタクシーで約7分、もしくは小浜駅からタクシーで約15分

【自動車のご利用】

  • 北陸自動車道 敦賀ICから国道27号線を小浜方面へ60分
  • 舞鶴若狭自動車道 小浜西ICから国道27号線を小浜方面へ20分 ※駐車場有

ホームページ

https://www1.city.obama.fukui.jp/category/page.asp?Page=68/ (小浜市役所)

マップ


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