御朱印帳の楽しみ方を神主さんにうかがいました!
最近は専門に取り扱うネットショップ等も見受けられる御朱印帳。
ブームともいえる盛り上がり方だそうです。
でも、神主さん的にはちょっと困った事も… お話をおうかがいしてきました。
目次
・御朱印の受け方
一説によると、元はお寺に写経を納めた証としていただくものだった御朱印。
神社ではお参りの記念に、という扱いだそうです。
そういった経緯もあり、まずはお参りを済ませてから受けられるようにした方がいいかもしれません。
御朱印を受けるのは有料で、さまざまではありますがおおよそ300円くらいです。
お志で結構です、とされている寺社さんもありますがその際は300円くらいを目安にすればよいようです。
・御朱印帳の記入には少し時間がかかります
御朱印はそれぞれの寺社の印(朱印)を押し、そこへ寺社の名前や参拝した年月日を墨で記入していただくものです。
墨は乾きにくく、たくさんの参拝客が一気にお願いしてしまうと時間がかかってしまうこともあります。
場合によっては10分くらいかかってしまう事もあるので、バスや電車の時間に間に合わない!
なんてことにならないよう、少し余裕をもって受けて頂くと助かります、とのことでした。
・オリジナル御朱印帳もありますよ
最近はオリジナルの御朱印帳を扱っている寺社さんも増えてきました。
御朱印を受けようと御朱印帳を持参してきたけれど、授与所でオリジナルの御朱印帳が目に入りひとめぼれ!
なんていう時は、持参したものとその場で受けた御朱印帳の両方に御朱印を受けることもできます。
ただし、それぞれにお金はお支払いしてくださいね。
オリジナルの御朱印帳は、各寺社がかなり力を入れてデザインされている場合がほとんどですので授与所に来られた際にはぜひチェックしてみてください!
またここのところの御朱印帳ブームを受けてか、御朱印帳にかけられる透明のビニールカバーや御朱印帳を入れるためのきんちゃく袋、バッグの中で勝手に表紙が開いて中身を傷めてしまわないようにするための御朱印帳バンド等も販売されています。
私もバンドを愛用していますが、とても便利です。 お勧めしますよ!
最後に神主さんがお話くださったのですが、本当にごく稀に神社とお寺の御朱印が一冊の御朱印帳に混ざって押されていることを嫌がる寺社さんもあるそうです。
神社さんとお寺さんの御朱印が一冊の御朱印帳に押されていても本来は何の問題もないのですが、お互いに嫌な気分になるのを避けるためにも、御朱印帳を神社とお寺で分けて持つのも一つのやりかたかもしれません、とのことでした。
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