縁結び・五穀豊穣のパワースポット【月山中之宮】
目次
【月山中之宮】とは?
月山中之宮(がっさんなかのみや)とは、山形県羽黒町にある月山8合目にて、御田原神社(みだはらじんじゃ)として鎮座しています。
羽黒山側の月山8合目駐車場から、徒歩で約10分のところにあります。
月山神社の中之宮ということで、社殿はありません。
御祭神には、稲田の守護神・豊穣の神である奇稲田姫神(くしいなだひめのかみ)を祀っています。
縁結び・夫婦和合・五穀豊穣の御利益があるとされています。
この月山中之宮は、明治以前の神仏習合の時代、月山には神である月読命と仏の阿弥陀如来が祀られ、月山権現として崇められていました。
御祭神である奇稲田姫神は稲田の守護神であり、豊穣の神であることから、農耕神でもある月山神の摂社として配せられています。
御田原神社のある八合目の弥陀ヶ原湿原(みだがはらしつげん)は、古くから天のお花畑にも喩えられ、海抜1400m附近に連なる湿原です。
【月山中之宮】の見どころ
月山中之宮、御田原神社の前には、大きなうさぎの石像があります。
このうさぎの石像は、月山神社の御祭神が月讀命(ツクヨミノミコト)ということを含めて、うさぎが月との関わりが深いイメージと重なり、重宝されているようです。
また、月山の開山が兎年だから、という由縁もあるそうです。
古来から、月山ではうさぎは月山の神の遣いや月の精とされてきました。そのため、うさぎには、悪運から逃れるパワーがあるとされています。
このうさぎの石像が、空を仰いでいるのは、月へ向かって豊穣を祈る姿とされており、この世に生きる全ての人の祈る姿も表しています。
【月山中之宮】周辺の見どころ
月山中之宮へ訪れたら、そのまま登山することが多々あると思います。
無事登山を遂行できるよう参拝する方がほとんどのようですが、周辺には弥陀ヶ原湿原があることから、季節折々の植物を見て楽しんだり、絶景を眺めることができますよ。
また御田原参篭所がある月山中之宮は、要予約ですが、宿泊もできるので、登山の際にも、無理せず安心して楽しめます。
【月山中之宮】へのアクセス
所在地
月山8合目(月山中之宮)駐車場より徒歩10分
お問い合わせ先
090-3022-1191(御田原参篭所)
開山期間
6/20~10/10頃(6月中は除雪状況による)
宿泊料
7,560円(税込)より【1泊2食付】
ホームページ
www.dewasanzan.jp/publics/index/27/
マップ
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