商売繁盛・五穀豊穣のパワースポット【阿伎留神社】
目次
【阿伎留神社】とは?
「阿伎留神社」(あきるじんじゃ)とは、東京都あきる野市に鎮座する神社です。
創建年代は不詳ですが、延喜式神名帳に武蔵国多摩郡8座の筆頭に記載されていることから、武蔵国著名の古社であることが窺えます。
これまでに社名は、「阿伎留」、「阿伎瑠」、「秋留」、「畔切」等と記載されてこともあったようですが、いずれも「あきる」と読みました。
「あきる」は「畔切」を意味し、この地が開拓され始めた頃に祀られた神社、とする説もあります。
また現在の宮司家は創立以来70余代目とされ、初代神主の土師連男塩が氏神を祀ったことに始まる、とする説もあります。
鎌倉時代以後は、武将の崇敬も篤く、源頼朝・足利尊氏・後北条氏からそれぞれ神領が寄進されました。
江戸時代には神主が触頭(ふれがしら)を務め、触下(ふれした)は秋川流域から小河内に至るまで28人いたそうです。6月・9月の末日を年中2度の大祭と称し、これらの神主が2班に分かれ、阿伎留社頭で武運長久・天下泰平の祈祷が行われました。
1954年には宗教法人となりました。
御祭神には、大物主神(オオモノヌシノカミ)・味耜高彦根神(アジスキオタカヒコネノカミ)、建夷鳥神 (タケヒナトリノカミ)・天児屋根命(アメノコヤネノミコト)の4柱が祀られています。
商売繁盛・五穀豊穣・国家鎮護・厄除け開運・出世開運の御利益がある、とされています。
【阿伎留神社】の見どころ
毎年9月28日~30日に執り行われる例大祭は、別名「五日市祭」と称されいます。屋根と胴が六角形で天保年中に制作された約600キログラムの「六角神輿」が先頭となって、その後ろを中神輿、さらには各町内の神輿が連なって街中を練り歩きます。
また、この露払いとして五日市入野獅子舞が奉納され、檜原街道には多数の夜店が立ち並ぶところも見どころです。
【阿伎留神社】周辺の見どころ
阿伎留神社の周辺は自然豊かで、特産品や名産品にも出会えます。
6月~7月に収穫期を迎える「秋川とうもろこし」、2月~4月に収穫期を迎える「のらぼう菜」、8月~9月に収穫期を迎える「秋川梨」があります。
五日市街道の直売所やファーマーズセンターに並ぶことが多いようなので、ぜひ足を運んで味わってみたくなりますね。
【阿伎留神社】へのアクセス
所在地
東京都あきる野市五日市1081
お問い合わせ先
042-596-0560
交通機関
JR五日市線武蔵五日市駅より徒歩で約15分
ホームページ
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/24_nishitama/24146.html
マップ
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