三つの山のパワー感じるパワースポット【出羽三山神社】
目次
【出羽三山神社】とは?
「出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)」とは、山形県庄内地方に広がる月山・羽黒山・湯殿山の出羽三山に、それぞれ鎮座する、月山神社・出羽神社・湯殿山神社をひとまとめに法人とした登録名称です。
羽黒山山頂の出羽神社(いではじんじゃ)に、三神合祭殿がり、本部もこちらに設置されています。現在の社殿は1818年に再建されたものですが、萱葺の建造物としては日本最大の大きさです。
593年、崇峻天皇の第一皇子・蜂子皇子(はちこのおうじ)が羽黒山を開いたことが、パワースポット出羽三山の始まりになりました。
古来から、修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在に至っても多くの修験者、参拝者を集めています。
御祭神には、伊氏波神(イデハノカミ)、倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)をお祀りしています。
【出羽三山神社】の見どころ
出羽三山神社の見どころは、国宝に指定されている五重塔です。
山全体が境内とも言える羽黒神社ですが、この五重塔は、参道入り口にあるため、山登りに自信のある方でないと見られないものです。
また、五重塔を過ぎると全長1.7km、2446段ある階段が待ち受けます。登りきるまでに平均して40分~60分かかるとされています。
途中の石段には絵が彫られていて、全部見つけることができた人は願い事が叶う、とされています。
石段の途中にあるお茶屋さんでは、2446段の階段を踏破した「認定証」を無料で発行してくれるそうなので、ぜひ頂いておきたいですね!
2446段の階段の先には、「三神合祭殿」があります。この三神合祭殿には、月山・羽黒山・湯殿山の神々が祀られています。月山や湯殿山は、冬季は雪で参拝や祭典を執り行うことができないため、三山の祭典は、こちらで執り行われています。
ここで参拝すれば、三山を巡ったことになるのは、こうした所以があります。
また、三神合祭殿の前にある「鏡池」は、本殿の御手洗池なのですが、神秘な池として羽黒信仰の中心とされていました。
平安時代から鎌倉時代にかけて奉納された銅鏡がたくさん埋納されていることが、この名前の由来です。
鏡そのものに霊的なパワーが宿る、とされており、鏡が多く埋納されたこの鏡池には、多くのパワーが宿っていると考えられています。
三社分の神事が執り行われるため、例祭以外にも数多くの祭事が執り行われています。
【出羽三山神社】周辺の見どころ
出羽三山神社では、修行を行うことができます。参加資格等を確認の上、日常と離れてみる体験ができそうです。
宿泊施設もあるので、参拝とともに山で過ごす一夜も自然や神社のパワーを得られそうな気がしてきます。
出羽三山歴史博物館が境内にあるので、歴史に触れる機会にしてみるのも面白そうです。
また、毎年奉納される開運御守、子授け御守、病気平癒守もあるので、社務所でぜひチェックしておきたいですね!
【出羽三山神社】へのアクセス
所在地
山形県鶴岡市羽黒町字手向7
お問い合わせ先
0235-62-2355
交通機関
鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで約50分、終点で下車
ホームページ
http://www.dewasanzan.jp/
マップ
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