パワースポット!ゼロ磁場という特異な空間の「分杭峠」とは | 全国パワースポット案内所
目次
世界有数の「気場」として知られる「分杭峠」(ぶんぐいとうげ)とは
分杭峠は、長野県伊那市にある、南アルプスの西側を走る伊那山脈の峠の一つで、標高1424mの地点にある。
この分杭峠の周辺が「ゼロ磁場」という特異な空間であり、日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っているという理由から、エネルギーが凝縮しているゼロ磁場のパワースポットと呼ばれている。
平成7年(1995年)に、元極学という中国政府が公認する気の研究団体の創始者で、著名な気功師の張志祥氏を日本の研究団体が招いて調査したとき、張氏が発見したのが、この「分杭峠」である。
張氏は、中国で奇跡を起こす場所として有名な湖北省の「蓮花山(れんかざん)」を発見したが、氏は調査で訪れたこの「分杭峠」が、「蓮花山」にまさるとも劣らない良好な「気」が出ている場所だと明言したという。(「蓮花山」もまた、ゼロ磁場であるという)
日本最古で最大、最長の巨大断層地帯「中央構造線」の真上に「分杭峠」は位置している。
この「中央構造線」は、九州中央部から四国北部、紀伊半島を通り、愛知県東部から北上して、諏訪湖付近でもう一つの巨大断層のフォッサマグナに分断され、さらに関東地方に続く、陸上部分だけで全長1,000kmにも及ぶ大断層である。
この巨大断層が、分杭峠に「ゼロ磁場」という特異な空間を形成し、そこに「気」を発生する「気場」ができていると考えられている。
また、不思議なことに、中央構造線上にはほかにも、国内最古の神社の一つである「諏訪大社」、日本三大稲荷の「豊川稲荷」、日本三大弁財天の「天河大弁財天」、「伊勢神宮」、弘法大師が開いた「高野山」、「石鎚山」、「幣立神宮」など、古くから名高い「聖地」と呼ばれる場所が集中している。
古代の人々が、固有の場所で地球のエネルギーの存在を感じとっていたのではないかと思わせる事象であり、国譲り神話に関わる神々もこの線上に祀られている。
「ゼロ磁場」 と「気」
ゼロ磁場とは、地球のN極とS極の磁気が拮抗し打ち消し合っていて、磁場の低い状態を保っており、免疫力が高まる、物が腐らないなどといった特殊な現象が生じている地点である。
地球は北極がS極、南極がN極の巨大な磁石であり、地表近くで+と-の力が押し合い、互いの力を打ち消し合っている地点に生じるのが、「ゼロ磁場」と言われている。
ここでのゼロというのは、二つの力が拮抗した状態を指す。
ここに生じる強大な力が、「気場」を生み出しているという。
「気」は周知のとおり地球に流れるエネルギーの一つとして気功やヨガ、東洋医学などの概念として頻繁に用いられているが、こうしたゼロ磁場に身を置き「気」にあたることで病が回復したり、免疫力が高まったり、物が腐りにくくなるなどの特殊な現象が起こると言われている。
ゼロ磁場地点は、活断層が多い国や地域に存在するという。
中国では、病気が治るなど数々の奇跡を起こすという「蓮花山」が有名だ。
イギリスでも、太古からの聖地や遺跡が「レイライン」と呼ばれる線上に建ち並んでいることが発見されている。
これまで行われてきた研究から、「気」の発生源の1つは、『ゼロ磁場』ではないかと言われ、「分杭峠」は、まさに「気」の生成している源泉の場所(パワースポット)ではないかと考えられている。
「分杭峠」の気の効果
気を強く感じることが出来る「気場」といい「分杭峠」の「気場」にいると、「気」を感じることができない人でも、とても気持ちがよいと感じ、体が浄化されていくような不思議なリラックス効果があるといわれている。
また、分杭峠には水場という場所もあり、流れている水は「分杭峠」の気を転写しているという。
分杭峠の位置
日本最大の断層「中央構造線」の真上に位置し、「気」を発生する「気場」が出来ているといわれている。
伊那市長谷と下伊那郡大鹿村の境に位置し、海抜は1424mである。
「従是北高遠領」と刻まれた石柱が建てられ、昔は高遠藩に属し、現在は郡境になっている。
また、古くから火の神様を奉る遠州秋葉神社へ至る秋葉街道の峠のひとつであった。
見どころ
中央構造線博物館
長野県下伊那郡大鹿村にある日本で唯一の「中央構造線」の専門博物館。
日本最大級の断層「中央構造線」を学べる。
博物館学芸員である河本和朗は、日本の「中央構造線」研究の第一人者である。
「中央構造線」を中心に地質・地形の解説を聞き学習できるように、館内には断層のはぎ取り標本や岩石標本が展示されている。
〒399-3502 長野県大鹿村大河原988
公式ホームページ:https://mtl-muse.com/
アクセス
所在地
長野県伊那市長谷市野瀬
お問い合わせ先
TEL:04‐7154‐7377
交通機関
現在、分杭峠周辺道路は交通規制がおこなわれている。
【自動車】
- 伊那I.Cから車で約50分(25km)
- 中央道伊那IC~公園長谷方面へ(R361貝那市役所からナイスロードをお進みください)
- 小黒川スマートICから高遠長谷方面へ
- 高遠町白山トンネルを通過し、R152(秋葉街道)を長谷方面に直進。
※カーナビで検索する際は、シャトルバス乗降場近くの宿泊施設「入野谷(0265‐98‐1030)」を入力。
【公共交通機関】
JR飯田線.伊那市駅=(路線JRバス「公園線」30分)=JRバス.高遠駅=(路線JR場ス「長谷循環バス」50分)=粟沢駐車場.バス停
※期間限定での運行となりますのでご注意ください。(1日2便)
【シャトルバス】
- 峠頂上付近に、駐車スペースなし。ふもとの「粟沢駐車場」からシャトルバスを利用のこと(片道約15分)
- 峠頂上での路上駐車は厳禁。
- シャトルバスを利用せずトレッキングで分杭峠氣場へ向かうことも可能だが、走行するシャトルバスに注意すること。
(粟沢駐車場~峠頂上 約5.5キロ 徒歩1時間30分超)
パワースポットとしての人気の高まりにより峠付近の路上駐車が多くなってきたことから、渋滞対策と環境保護のため、2010年より峠ふもとの伊那市長谷市野瀬にある駐車場から峠までシャトルバスが運行されるようになっている。
峠にある駐車場はシャトルバスの転回用スペースとなっているため、一般車両は駐車できない。
また、峠周辺環境整備のための協力金として、入場の際に300円が求められる。
◆運行区間◆
「粟沢駐車場」~「分杭峠」を30分~1時間間隔にて運行します
◆運行時間(所要時間片道約15分)◆
【のぼり:粟沢駐車場⇒峠頂上】*8:00(始発)~15:00(最終)
【くだり:峠頂上⇒粟沢駐車場】*9:15(始発)~16:00(最終)
◆運賃(往復料金。協力金含む)◆
大人(12歳以上)800円/子ども(12歳未満)400円
問合せ先
伊那市観光協会(0265)78‐4111(代)
マップ
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