巫女さんになるにはどうしたらいいの?
神社でお守りの授与やお神楽舞をお仕事とされている巫女さん。
どうすれば巫女さんになれるのか、気になりませんか?
神主さんに直接お話をうかがってみました!
目次
・巫女になるには…基本は紹介です
もちろん、神社によっては普通に職業安定所などに求人広告を出されているところもあります。
ですが、場所によってもまちまちなのですが基本的には神社の関係者の方からの紹介、という事が多いそうです。
実は、巫女という仕事には大体10代後半から20代後半あたりまでのやんわりとした年齢制限があるため、広く募集する事が難しいのです。
・紹介してもらえない時は…?
では、神社関係に知り合いはいない…でも、どうしても巫女になりたい!という方はどうすればいいのでしょう。
そんな方は神社ではほとんどと言っていいほど募集をかける「年末年始のアルバイト」に応募するのもひとつの手段です。
「○年のお正月に来てくれた○○さん」、と自分が直接神社さんとお知り合いになる方法ですね。
こういったアルバイトは高校生からでも応募できるので、早めに神社の方とお知り合いになっておけるよいチャンスです。
さらに本気で巫女を目指すならお勤めしたい神社に直接問い合わせてみてください。
求人を出していなくても、実は巫女が足らなくて…なんていうことも時にはあるそうです。
・巫女になる条件は?
最初の部分でも「年齢制限がある」としましたが、他にもいくつか条件がある神社さんも多いようです。
うかがった神主さんがお勤めの神社では茶髪は一切禁止、ショートカット禁止だそうです。
一般によく言われる「処女でないとダメ」というのは実際には「望ましい」という程度で、絶対ではありません。
ただ、神社はお休みの日に参拝客が多いところがほとんどですので、土日祝日には休めないと思っていた方がいいそうです。
その他にも完全ノーメイクで、という神社さんや、舞の研修を受ける必要がある、など様々です。
お仕事柄、ちょっと特殊な条件が多いようですね。
真っ赤な袴をはいて、私たち参拝客をかいがいしくお世話してくれる巫女さん。
憧れの職業でもありますが、実際はお供えのお酒やお米を運ぶなど力仕事も多く体力勝負の面もあるそうです。
お話して頂いた神主さんも、あの装束は動きにくい上に夏は暑く冬は寒いのでなかなかに苦労が絶えないんですよ、と話してくださいました。
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