神社でやってしまいがちなマナー違反!困った参拝客にならない為のルール
身近なパワースポットでもある神社。
でも、あまりに身近すぎてマナー違反をしている参拝客が実は多いそうです!
うっかりやってしまいがちだけど本当は気を付けてほしいなあ、というルールを神主さんにうかがってみました。
目次
・手水舎では手を洗ったお水を水桶に戻すのはマナー違反です
手や口を清める手水舎には、大きな石の水桶にちょろちょろとお水が流れ続けています。
そのお水をひしゃくにすくって手や口を清めるのですが…
ちょっと待って。
水桶の上で手を清めると、その清めた後のお水が水桶の中に入ってしまいますよ。
ちょろちょろ出ているお水を直接ひしゃくで受けるという人が多いのですが、多人数の方が「水桶から」水をすくうのが本来のやり方です。
水桶の中に汚れたお水が入らないようにしてください。
・神社の境内は神域です。喫煙はご遠慮ください
これもうっかりやってしまいがちなのですが、鳥居をくぐったらそこは「神様のお家」です。
大みそかの二年参り等寒い時期には参拝客のためにたき火を焚いている神社も多いのですが…人間たき火を見ると休憩モードになってしまうのでしょうか…
煙草をすぱーっと吸い始めてしまう人がとても多いのです。
一人が吸い始めると、それを見てどんどん吸う人が増えてしまいます。
家に遊びに来た見知らぬお客さんが突然煙草を吸い始めて、その人数がどんどん増えていく…
もしも自分の家だったら、と考えたらびっくりを通り越して茫然としてしまいますよね?
神社の境内は公園ではありません。「神様のお家」なのです。
・ゲン担ぎのつもりが困った参拝客に
池に小銭を投げ入れてもいいですよ、という神社さんも一部あるのですが、これは本当に困っているそうです。
ゲン担ぎ、お賽銭のつもりでやってしまう方が多いと思うのですが、その池をお掃除しているのは神社のスタッフさんです。
小銭は長時間水につけていると錆びてきます。
綺麗な石を敷き詰めた池ならその石にサビが染み込んで取れなくなってしまいますし、池に鯉が泳いでいる場合は金属の成分は鯉にとって有害です。
この池の掃除のために大変な費用をかけている神社さんもあります。
これはマナー違反、というよりは知らずにやってしまったという参拝客の方が大半なので神主さんとしても注意しづらく、かなり苦労されているようです。
同じように、雨水が当たる狛犬や鳥居の上などに小銭を乗せられるとサビが移りつもりつもって修繕が必要になってしまうこともあるそうです。
お賽銭はお賽銭箱に。
これがベストなようですよ。
いかがでしたか?
私もドキッとすることがいくつかありました。
せっかく神社にお参りしてご利益を頂くなら、ルールを守りマナー違反にならないようにして、神様にも気分よくなって頂きたいですよね。
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