「氷川神社」の一つ!日光二荒神社の別社【中山神社】とは
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目次
日光二荒神社の別社【中山神社】とは
大宮氷川神社(男体社)、氷川女體神社(ひかわにょたいじんじゃ/女体社)を直線で結ぶ中間地点に位置することから、古くより関係の深い社として「中氷川神社」とも呼ばれていた中川の鎮守である。
三社を結ぶ直線は、氷川神社レイラインとも呼ばれ、太陽は夏至に大宮氷川神社に沈み、冬至には氷川女體神社から昇るという、稲作で重要な暦を正確に把握するための意図的な配置となっている。
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
素盞嗚尊(すさのうのみこと)=大己貴命の父
稲田姫命(くしなだひめのみこと)=大己貴命の母
創建
崇神天皇2年(紀元前96年)伝
出典:関東神社仏閣オンラインツアー https://hisagawa.com/shrines/saitama/nakayama/
御由緒
社伝によると、創建は人皇10代崇神天皇の御代二年と伝えられ、天正19年(1591年)11月に、徳川家康公から社領15石の御朱印を賜った格式のある神社である。
当社と大宮氷川神社、氷川女體神社の3社は関係性が深いとされ、御祭神を大宮氷川神社は素盞嗚尊、氷川女體神社が稲田姫命、中山神社は大己貴命をそれぞれ掲げ、男体社・女体社・簸王子社の3社で一つの「氷川神社」を構成していたとも云われる。
現在の社号は明治40年(1907年)、周辺神社を合祀した際、鎮座地である中川の「中」と江戸期の新田開発以来、氏子付き合いを続けていた上山口新田の「山」を合わせ、改称した。
中川神社の御利益
縁結び、夫婦和合、子授け、金運招福、商売繁盛、病気平癒、災難除去、疫病除け、無病息災、厄除開運、衣食住守護、五穀豊穣
中川神社のみどころ
旧本殿
本殿裏に立つ、覆堂(おおいどう)の中に保管されているのが二間社流造杮葺(にけんしゃながれづくりこけらぶき)の旧本殿である。
見世棚造(みせだなづくり)から流造(ながれづくり)に発展していく過渡期の建造物と考えられている。
桃山期のものと考えられ、県内に現存する社殿でも古い型式に入り、市内では最古のものであり、建築学上大変貴重な資料で、昭和45年(1970年)さいたま市指定文化財指定された。
写真は、覆堂の板の間から撮影された旧本殿。
出典:四季歩のつれづれ http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-1288.html
御火塚
12月8日の鎮火祭(ちんかさい)は、「御火塚」で焚き終った炭火の上を素足で歩く、火渡り神事で、無病息災、火難除けを祈願するものである。
後継者や槇(まき)の材料問題で、昭和56年(1981年)から行われていなかったのが、平成19年(2007年)に復活した。
出典:関東神社仏閣オンラインツアー https://hisagawa.com/shrines/saitama/nakayama/
【中川神社】へのアクセス
所在地
埼玉県さいたま市見沼区中川143番地
お問い合わせ先
TEL:048‐686-3567
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- JR大宮駅から国際興業バス(大12系統中川循環) 中山神社前停留所
- JR北浦和駅から東武バス(岩02系統) 富士見ヶ丘停留所
【自動車のご利用】
ホームページ
http://www.saitama-jinjacho.or.jp/shrine/8852/ 埼玉県の神社
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