安産・子宝のパワースポット【寒河江八幡宮】
目次
【寒河江八幡宮】とは?
「寒河江八幡宮」(さがえはちまんぐう)とは、山形県寒河江市に鎮座する神社です。寒河江荘の総鎮守であり、かつては川西鎮守と称しました。
社伝によれば、源頼義・源義家親子が前九年の役の際、八幡神に祈って戦勝したことから、1093年に、京都男山八幡宮を勧請し、八幡原(現・寒河江市若葉町・元町)に創建したと伝えられています。
1191年、寒河江に入った大江親広が改めて鶴岡八幡宮から分霊を勧請し、八幡原の八幡社と合祀し、現在地に社殿を創建して大江氏(寒河江氏)の産土神としました。
谷地八幡宮・溝延八幡宮とともに、「寒河江荘八幡」と称され、武家の崇敬を受けました。現在の本殿は1686年、拝殿は1775年に建築されました。その後、1940年に、県社に昇格しました。
元の社名は「八幡神社」でしたが、神社本庁の別表神社に加列される際に現在の寒河江八幡宮に改称しました。
御祭神には、誉田別命(応神天皇、八幡神)を主祭神とし、大山祇神を配祀しています。
【寒河江八幡宮】の見どころ
「寒河江八幡宮」の見どころは、境内にある宿り木「ヤシャビシャク」です。木に「宿る」ことから、子宝・子授けに非常に御利益があるそうです。
この他にも、境内には樹齢300年以上の夫婦杉もあり、木に触れたり、お参りすると子授けの御利益を授かると言われており、強力なパワースポットとしても有名です。
安産祈願には、県内で唯一820年以上途絶えることなく続いてきた県指定無形民俗文化財「流鏑馬」で皆中(かいちゅう・3つの的に全て当てる)した騎手にご褒美として渡す反物(たんもの)を腹帯として授与しているそうです。
また、夫婦杉の根本には、小さな小石があるのですが、この小石を1個持って帰り、願いが叶ったら石を1個増やして2個にして返しす、という願い石・叶い石があります。
このほかに、寒河江八幡宮では前日祭・例大祭で行われる「寒河江八幡宮流鏑馬」が県指定無形民俗文化財に指定されており、古式流鏑馬と作試し流鏑馬があります。
古式流鏑馬は騎乗した騎手が150mの馬場において、疾走する馬上から3ヵ所の的を射て作柄を占います。
作試し流鏑馬は、あらかじめ3頭の馬に早稲・中稲・晩稲と決めておき、着順で翌年の作柄を占います。全国でも寒河江八幡宮にのみ現存しています。
【寒河江八幡宮】周辺の見どころ
寒河江八幡宮での参拝だけではなく、周辺も楽しみたいところですね。
周辺には八幡公園があり、春になると桜の絶景スポットとなり、オススメです。
また、6月上旬から7月上旬にかけては、寒河江市内の約300箇所の観光さくらんぼ園にて、さくらんぼ狩りが楽しめます。
【寒河江八幡宮】へのアクセス
所在地
山形県寒河江市八幡町5-70
お問い合わせ先
0237-86-6258
交通機関
寒河江駅より徒歩で約10分
寒河江I.C.より車で約10分
ホームページ
www.sagae-hachimangu.org/
マップ
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