武州六大明神の一社!埼玉県最北の御嶽山に鎮座する【金鑚神社】とは
出典:神社と御朱印、御朱印帳をご紹介します
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目次
埼玉県最北の山・御嶽山に鎮座する【金鑚神社】とは
関東平野西縁、埼玉県北西部に立つ御獄山(標高343.4メートル)山麓に鎮座し、社殿後背の御室山(御室ヶ獄)を神体山として祀る。
山を神体山とするため、社殿には本殿は設けないという古代祭祀の面影を残すことで知られる。
また、「武州六大明神(武蔵六所大明神)」の一社にも数えられる神社である。
本殿を設けない古例を採るのは、他に、長野県の諏訪大社・奈良県の大神神社のみである。
境内では、参道脇に立つ多宝塔が国の重要文化財に、また、御獄山の中腹にある「御獄山の鏡岩」は国の特別天然記念物に指定されている。
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
配祀神:日本武尊(やまとたけるのみこと) – 第12代景行(けいこう)天皇の皇子
ご神体
御室山(みむろやま、神体山)
社殿の背後の、「御室山」「御室ヶ嶽」(みむろがたけ)は、現在も禁足地となっている。
創建
第12代 景行天皇年間(紀元前13年~130年)
御由緒
景行天皇の41年(111年)、日本武尊東征の帰途、東国鎮護のために、伊勢神宮の叔母である倭姫命から草薙剣に副えて、賜った火鑚金(ひきりがね:火打金、叩き合わせて火を起す鉄片)を御霊代として、御室ヶ嶽に天照大神と素盞嗚命を祀ったのが創祀。
その後、欽明天皇二年に、日本武尊を合わせ祀ったという。
延暦20年(801年)に、坂上田村麿が夷賊討平を祈願し、永禄六年(1563年)には、源義家が奥賊を祈願したといい、東国平定の基点として、古代から重要な意味のあった神社といえる。
社名「金鑚(かなさな)」は、砂鉄を意味する「金砂(かなすな)」が語源であると考えられている。
神流川(かんながわ)周辺では刀などの原料となる良好な砂鉄が得られたと考えられており、御嶽山からは鉄が産出したという伝承もある。
金鑚神社の御利益
所願成就、厄除、除災招福、武運長久、火防守護 他
出典:ぶらり寺社めぐり http://www.geocities.jp/flow_and_stock/jisya-kanto/kanasana.html
武州六大明神(ぶしゅうろくしゃ)
当社は、武州六大明神のひとつに数えられる。
金鑚神社は、武蔵国総社の大國魂神社で祀られ、4月末から始まる大國魂神社の例祭「くらやみ祭」に参列する、武蔵国の一宮から六宮までの六社の神社のひとつ。
- 氷川神社(埼玉県さいたま市)
- 秩父神社(埼玉県秩父市)
- 二宮神社(東京都あきる野市)
- 金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町)
- 杉山神社(神奈川県横浜市緑区)
- 小野神社(東京都多摩市)
山ほめ神事
元森神社(もともりじんじゃ、金鑚神社の境外社で、旧鎮座地)例祭(秋尽祭)(10月19日)旧社地と伝える元森神社から御室山をほめる「山ほめの神事」で、「カナサナのお山はよいお山、アラ美しい山、アラ木の生い茂る山」と3回唱え、柏手を打って遥拝を行う。
みどころと周辺おすすめスポット
多宝塔
境内入り口付近に立つ多宝塔は、三間四面、柿葺き、高さ約14m、総朱塗り。
室町時代後期の天文3年(1534年)、武蔵七党で名高い安保弾正全隆が子孫の多幸を祈るために建立したものである。
方三間の杮葺、初層方形、上層円形平面の二重塔婆である。
塔本体の高さは13.8mで、相輪の高さは4mになる。
心柱の墨書には「天文三甲午八月晦日、大檀那阿保弾正全隆」として、天文3年に阿保全隆から寄進であること、建立時期が気指されていることから付近を拠点とした阿保氏(安保氏)との関連を示す重要な遺構である。
明治45年2月8日国の重要文化財に指定されている。
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御岳の鏡岩(みたけのかがみいわ)
御嶽の鏡岩(御岳の鏡岩)は、御嶽山の中腹にある岩(位置)。
「鏡岩」の名は、岩肌表面が鏡のように平らであることにちなむ。
岩質は赤鉄石英片岩(せきてっこうせきえいへんがん)で、岩面の長さは約4m、幅は約9m。北向きで約30度傾斜している。
約1億年前、関東平野と関東山地の境にある八王子構造線ができたときの岩断層活動のすべり面で、断層がずれた際、強い摩擦によって岩が磨かれ、まさに鏡のような状態になっている。
昭和15年(1940年)8月30日に国の天然記念物に指定、1956年(昭和31年)7月19日に国の特別天然記念物に指定。
出典:~風に吹かれて~ by ポー(paw) http://blog.goo.ne.jp/paw99/e/d8c55e6ed63677287a0d753269442dc7
奥宮
御嶽山の一峰の岩山山頂に鎮座し、付近には護摩壇(ごまだん)の跡が残る。
また、周辺には江戸時代に巡礼された百体の石仏群が残っている。
出典:僕の世界 https://blogs.yahoo.co.jp/daichi_wat/36585892.html
おふろcafé 白寿の湯®
話題の「お風呂カフェ」とは、オシャレなインテリアやフリーWi-Fiなど設備が充実した温泉施設。
埼玉県の神流川(かんながわ)の流れを汲む、この源泉はナトリウム・塩化物強塩泉(高張性・中性低温泉)で、地下750mの古生層から湧出する本格天然温泉。
白寿の湯は、国内でもトップクラスの温泉成分で、「みなさまに白寿(九九歳)までも元気に健康に長生きしてほしい」という願いを込めて名付けられた。
お風呂上がりには、休憩エリアで本や漫画を楽しんだり、リラクゼーション施設やお食事処も充実。
金鑚神社から徒歩40分。
公式HP:http://ofurocafe-hakujyu.com/
出典:じゃらん https://www.jalan.net/kankou/spt_11383cd2112024065/?screenId=OUW3701
【金鑚神社】へのアクセス
所在地
〒367-0233 埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮750
お問い合わせ先
TEL:0495‐77‐4537
交通機関
【公共交通機関のご利用】
本庄駅(JR東日本高崎線)南口から、朝日バスで「渡瀬本宿(バス)」バス停下車 徒歩約40分
【自動車のご利用】
関越自動車道 本庄児玉インターより20分(10Km)
ホームページ
http://kanasana.jp/index.html
マップ
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