厳かな雰囲気漂うパワースポット【恐山菩提寺・宇曽利山湖】

厳かな雰囲気漂うパワースポット【恐山菩提寺・宇曽利山湖】

【恐山菩提寺】とは?

「恐山菩提寺」は、青森県むつ市の恐山にある曹洞宗の寺院です。本尊は、地蔵菩薩で、本坊は円通寺が勤めています。

「恐山菩提寺」の創建年代等については、不詳ですが、寺伝によると862年、天台宗の僧円仁が、この地を訪れ創建した、と伝えられ三大霊場の一つに数えられています。

その後、衰退していましたが、1522年曹洞宗の僧聚覚が南部氏の援助を受け、円通寺を建立して、「恐山菩提寺」を中興し、曹洞宗に改めました。

1871年には、本坊の円通寺に斗南藩(旧会津藩)の藩庁が置かれていました。

山門をくぐり、40余りの常夜灯が並ぶ参道を通ると、本尊安置堂があります。ここが死者の魂が集まるところ、と伝えられ、イタコの口寄せで知られる「恐山菩提寺」の境内があります。

参道の右側に宿坊、左側には本殿、「恐山温泉」と呼ばれる湯小屋が点在しています。

境内の「宇曽利山湖」寄りには、賽の河原、極楽浜と呼ばれ、至るところに噴気現象や温泉の湧出を見ることができます。

所々に見られる小石を積んだ山や卒塔婆は、死者への深い鎮魂の気持ちを感じられることと思います。

毎年、恐山大祭(7月20~24日)恐山秋詣り(10月)が厳かに開催されています。

恐山大祭の際、22日は上山式が行われ、22~24日は大般若祈祷20~24日は大施餓鬼法要が行われます。

また、期間中は、亡き人の声を口寄せするイタコの口寄せも行われます。

【宇曽利山湖】とは?

「宇曽利山湖」(うそりやまこ)とは、宇曽利カルデラ内に生じたカルデラ湖で、下北半島国定公園に指定されています。

usoriyamako

水面の標高は214m、周囲は12.5kmに、ほぼ円形で、面積は2.5平方km、最大水深は20mほどあります。

湖水は、強い酸性を示し、ウグイ等がわずかに生息している程度です。

蓮華八葉の山影を映す湖面は、エメラルドグリーンで神秘的です。

湖の北岸は、各所から噴気や温泉が噴出し、硫気漂い、植物も育たないような荒涼とした風景が広がっています。

北東側は「恐山菩提寺」の境内となっており、「三途の川」が流れています。「三途の川」は、霊界と俗界の境と言われ、朱塗りの太鼓橋が架かっています。

「三途の川」は、正津川(しょうづがわ)となり、津軽海峡へと続いています。

「宇曽利山湖」は、古い思いを断ち切れる場所だそうです。砂浜に座り、捨てたい思い出、悲しい思い出を水面に思い描くと良いそうです。すっきりしたら感謝の気持ちを込めて立ち去りましょう。その際、決して後ろを振り向いてはいけません。

また、湖の近くにある「六角堂」は、悲しみが溜まっている場所だそうで、近づくのは、あまりオススメできません。

【恐山菩提寺・宇曽利山湖】周辺の見どころ

「恐山」は昔、「宇曽利山」と呼ばれていたそうです。

アイヌ語で「入り江、湾」を意味する「ウショロ」が語源で、「美しい」という意味もあるそうです。

「恐山」には、肉体レベルを超えた「あの世」のエネルギーが流れている、と言われています。

それと同時に、自分自身の「霊的」エネルギーを引き上げることができるとも言えます。

大地のエネルギーも湧き出している「恐山」では、肉体レベルでのエネルギーを引き上げることもできるそうですよ。

「恐山」には、無料で楽しめる薬湯があるので、ぜひ浸かりたいものですね♪

【恐山菩提寺・宇曽利山湖】へのアクセス

所在地

青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2

開山期間

毎年5月1日~10月31日

開山時間

午前6時~午後6時

(大祭典・秋詣り期間は別設)

入山料

大人 500円

小学生・中学生 200円

ホームページ

http://www.mutsu-kanko.jp/guide/miru_01.html

マップ


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