古のエネルギーを感じるパワースポット【三内丸山遺跡】
目次
【三内丸山遺跡】とは?
「三内丸山遺跡」とは、青森県青森市大字三内字丸山にある、縄文時代前期中期から中期末葉の大規模集落跡です。
2000年に、国の「特別史跡」に指定されました。遺跡跡には、住居群、倉庫群、シンボル的な3層の掘立柱建物が再現されており、資料館もあります。
現在に至ってもなお、青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡保存活用推進室が発掘調査を行っています。
この地に遺跡が存在することは、すでに江戸時代から知られており、当時を記した資料では土偶が出土したことが記録されています。
本格的な調査は、新しい野球場を建設する事前調査として1992年から行われました。その結果、この遺跡が大規模な集落跡であることがわかり、野球場建設を中止した、という経緯があります。
その後、資料館を作って整備を行ったりしていくうちに、墓の道の遺構が非常に長く延びていることから、都市計画道路の建設も中止されました。
この遺跡には、通常の遺跡にも見られる「竪穴住居」、「高床式倉庫」のほかに、大型竪穴住居が10棟以上、約780軒にもおよぶ住居跡、さらに祭祀用に使われていたと思われる大型掘立柱建物が存在した、と推定されています。
また、ほかの遺跡と比べて土偶の出土が多く、板のように薄く造られていて「板状土偶」と呼ばれています。次の縄文後期や晩期の立体的に身体の各部を表現した土偶とは大きく異なります。
出土した物から推測される縄文時代の文化が従来考えられてきた以上に進んでいることを示すものが数々あります。この遺跡が、ほかの遺跡と繋がっている可能性が高い、と考えられていますが、まだ解かれていません。
これほど大規模な「三内丸山遺跡」が、終焉を迎えたきっかけは、謎のベールに包まれており、気候の大きな変化が学者の中で取り沙汰されていますが、詳細は不明です。
謎に包まれた【三内丸山遺跡】で縄文時代へトリップ気分を味わおう
「三内丸山遺跡」では、毎週末、縄文時代を体験できるイベントが開催されています。希望者には、ボランティアの方によるガイドツアーもあるようですよ。
大規模な遺跡の中で、またとない縄文体験が、太古から続く「大地のパワー」を呼び起こすかもしれません。
いわゆる「龍脈」は、ほとんど来ていない「三内丸山遺跡」ですが、縄文時代から続く歴史を通じて、ほかの場所では感じたことのないような「大地のパワー」が身体に届くような気がしてきそうです。
また、一風変わったお土産として、地元の焼き物で「勾玉」や「土偶」もありますよ♪お酒が好きな方には、「三内丸山に行って来ました純米酒」というものもあります♪
旅のお土産に、その土地のものを手にすれば、より一層パワーを得られそうな気もしてきますね。
【三内丸山遺跡】へのアクセス
所在地
青森県青森市大字三内字丸山
お問い合わせ先
017-781-6078(三内丸山遺跡 縄文時遊館)
見学時間
9:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日
年末年始(12/30~1/1)
※保守点検のため、休館
交通機関
JR青森駅から、車で約20分(約7km)
JR新青森駅から、車で約10分(約2.5km)
市営バス「三内丸山遺跡」行き、「三内丸山遺跡前」下車
ホームページ
http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
マップ
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