だるま市で知られるパワースポット【深大寺】
目次
【深大寺】とは?
「深大寺」(じんだいじ)とは、東京都調布市にある天台宗別格本山の仏教寺院です。正式名称は、「浮岳山 昌楽院 深大寺」と言います。
日本三大だるま市の1つ「深大寺だるま市」で知られており、隣接する東京都立神代植物公園は旧寺領でした。
733年に、満功上人が法相宗の寺院として開創したことが始まりとされています。
また、深大寺という名称は、仏法を求めて天竺(インド)を旅した中国僧玄奘三蔵を守護したとされる水神「深沙大王」(じんじゃだいおう)に由来しているとされています。
本尊は本堂に安置されている阿弥陀三尊像です。東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹です。
【深大寺】の見どころ
参道から一段高い寺の敷地入口に立つ正門である山門は、過去に起きた火災の際にも被災を逃れた建物で、現在、山内で最も古い建物とされています。
東京都内で現存する江戸時代の建築物の中でも、特に優れた意匠のあるものの1つとされています。
江戸時代の深大寺の建物は、ほぼ全て萱葺きだったそうですが、現在では旧庫裡とこの山門だけとなりました。
また、山門から少し離れたところには不動堂があり、不動堂領域には、東京都の名湧水57選に入る「不動の滝」があります。不動の滝は、浄化のパワースポットとしても効果があるそうです。
この不動堂では、毎月28日には深大寺僧侶によって不動護摩供が修されます。
深大寺で行われる行事の中でも、最大の行事とされているのが、「厄除け元三大師大祭」です。例年、3月3日・4日の2日間にわたって執り行われ、元三大師堂では諸願成就の大護摩供が終日厳修されます。
境内では、大師様のご威力にあやかる縁起だるま市が開催されます。このだるま市は、東京に春を呼ぶ、とされ「日本三大だるま市」の1つとして全国的にも有名です。
元三大師堂は、深大寺で一番のパワースポットとされるそうで、お祓いや災厄消除の効果があるとされています。
【深大寺】周辺の見どころ
深大寺周辺のオススメの場所を紹介します。
深大寺に隣接する「神代植物公園」は、四季折々の植物を楽しむことができます。現在、約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられていることからも様々な植物を見ることが出来ることが窺えます。
単に眺めるだけの場所ではなく、植物に関する知識を得られる場所になっており、植物や園芸に関するイベントも頻繁に開催されていて楽しめると思います。
【深大寺】へのアクセス
所在地
東京都調布市深大寺元町5-15-1
お問い合わせ先
042-486-5511(9:00~17:00)
交通機関
京王線調布駅よりバスで「深大寺」行きに乗車
JR吉祥寺駅よりバスで「深大寺」行きに乗車
ホームページ
http://www.jindaiji.or.jp/
マップ
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