四之宮大明神ともいわれる!相模国四之宮【前鳥神社】とは
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目次
相模国四之宮【前鳥神社】とは
鎮座1630年のご由緒をもつ古社で、相模國の第四之宮として国司が参拝し、鎌倉幕府、江戸幕府などの崇敬も篤かった。
主祭神 菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)は応神天皇の皇太子として幼少時より帝王学の道へ進み、わが国で初めて中国からの典籍を学ばれ、古くから学問の神様として広く尊崇されている。
また菟道稚郎子命は、帰化した渡来人技術者を篤く庇護し、産業技術の導入を計られ、日本の農業・土木建築等の急速な発展をなされた。
さらに、その優秀さから皇太子と定められていたが、兄 大鷦鷯命(おほさざきのみこと、後の仁徳天皇)と皇位を譲り合い、ついには兄をたてて自らは命を絶った(夭折説有り)。
なお菟道稚郎子命を祭神として祀る神社は極めて稀である。
御由緒
この地は、相模川に沿った肥沃な土地で、古代から、豊かな集落が発生していたらしく、石器・土器などの遺物が多く発見されている。
四之宮の地名は、平安時代にはじまるが、それ以前は古くから「さきとり」といわれ、天平7年(735年)の相模國封戸租交易帳に記載がある。
「さきとり」の地名が、いつごろからはじまったかあきらかではないが、奈良時代以前の地名であることはたしかである。
養老年間(717~724年)に相模ノ國の國府祭がはじまったといわれ、その頃から四之宮の称を生じ、四之宮大明神ともいわれる。
さらに鎌倉時代には幕府の崇敬をうけ、建久3年(1192年)、源頼朝公夫人政子の安産祈願にあたり、神馬の奉献がされた。
のち関東八ヶ國の領主となった徳川家康公は天正19年(1591年)、武運長久祈願のため朱印地拾石を寄進している。
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御祭神
前鳥大神
・菟道稚郎子命
第15代応神天皇の皇太子で、第16代仁徳天皇の弟君
・大山咋命(おおやまくいのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
創建
不詳(奈良時代の天平7年(735年)の『相模國封戸租交易帳』に「大住郡埼取郷」として記載されていることから、それ以前。)
ご利益
合格祈願、就職祈願、資格取得祈願等
見どころ
神戸神社
須佐之男命と天照大神を祀り、「厄除・防災招福・諸行繁栄」のご利益があると云われる。
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奨学神社
百済の王子・阿直岐(あちき)と博士・王仁(わに)、菅原道真功を祀り、「学業・文化・芸能」のご利益があると云われる。
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幸せの松
拝殿前の松には、稀に4本の葉をつけた松葉が見られ、「四合わせの松」と呼ばれ、身に付けると幸運を招くと云われる。
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アクセス
所在地
〒254-0014 神奈川県平塚市四之宮4丁目14番26号
お問い合わせ先
TEL:0463‐55‐1195
交通機関
【公共交通機関のご利用】
・JR平塚駅より、バス「本厚木駅南口行」「大神工業団地行」「田村車庫行」にて、「前鳥神社前」下車、徒歩3分
・小田急「本厚木駅」より、バス「平塚駅行」にて、「前鳥神社前」下車、徒歩3分
【自動車のご利用】
東名高速道路「厚木IC」より平塚方面へ15分
ホームページ
http://www.sakitori.jp/
マップ
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