パワースポット!眉山の中腹に鎮座する「忌部神社」を紹介
http://awa-jinjacho.jp/shrine/detail.html?id=45
目次
忌部神社「忌部族」とは
忌部の忌とは、己の下に心と書き、忌み穢れを嫌う事なのです。
寄って忌部族とは、穢れ忌み嫌い、神聖な仕事に従事する集団の事なのです。
阿波には、忌部族と言う隠れた凄い一族の子孫が今も神山に住んでいます。
忌部族は、天皇陛下に取って最も大切な行事を行う一族なのです。
忌部神社へアクセス
http://www.konpira.or.jp/articles/20200616_guide/article.htm
忌部神社へのアクセス方法は、三通りあります。
1.車で眉山を登り遠回りするルート。(実はこっちが、楽チン♪)
しかし、こちらも車での横付けは難しく、途中で車を置いて、『徒歩で約5分程』歩く事になるかもしれません。
2.県道148号線二軒屋町にある勢見フルーツ店の左に路地があり、「忌部神社の石標」があります。
その奥隣には、観潮院がありまして、そちら裏から徒歩で登る様式になっています。(でも、駐車場は狭いので混んでいる時は避けましょう)
3.こちも同じく、県道148号線から来るルートで、金比羅神社を経由します。
ただ、近くに駐車場は無いので完全な徒歩の方のみにオススメします。
金比羅さん(金比羅神社の意)へ続く青石の石畳と階段を登ります。
実はこの青石、古代に置いて宝石並の価値があり、他所から見たら喉から手が出る程凄い豪華な価値あがったのです。
そんな青石を惜しげも無く、丁寧に敷き詰め組む技術は今でも感心します。
さて、そんな青石階段を登り、右手側へアクセスしますと、裏に忌部神社へ続く階段があります。
忌部神社の境内
https://hanami.walkerplus.com/detail/ar0936e26284/
眉山の中腹に鎮座します。
忌部神社に辿り着きますと、それなりに広い忌部神社の境内があります。
ここは、隠れた桜の名所でもありまして、神門は皇室に縁のある十六花弁の神門です。
見所は特にありませんが、静かな場所なので、気持ちを静めたい方には是非ともおすすめしたいです。
御神祭「天日鷲神(アメノヒワシノカミ)」
こちらの神様は、なんとその昔、金鷲に乗って空を飛んだと言う伝説があります。
主に麻に縁のある神様でして、そこから「服、糸、弦、紙など」を作る神様でもあります。
また、お酒の神様としても有名ですが、実は弦楽器が好きな神様でもあります。
はるか遠い昔、天日鷲神は他の神々と一緒に、この日本へ来る途中、船の上で弦楽器を奏でたそうです。
更には、天岩戸伝説でも、岩の前で弦を奏でて鷲という吉鳥を楽器の先に止まらせたそうです。
そしてその祖は、『天太玉命(あめのふとだまのみこと)』とされています。
本番争いの仲裁役
さて、こちらの忌部神社ですが表向きは、元宮とされていますが、実はこちらの眉山忌部神社は、中央忌部神社では無く、なんと本家争いの仲裁役のために建てられた神社だったのですね。
神社は本家で無くともパワーは同じ
神社には、「分霊」というシステムがあり。
例え、元宮でなくとも、御利益は分霊先の神社でも、元宮と同じパワーがあること様に出来るシステムがあります。
ですから、有名な社名の神社は数多くあるのです。
それだけ、その御神祭や神社に対する信仰心が熱いと伺えます。
天日鷲神の子孫が忌部族。そして現代も生きる
https://r.nikkei.com/persons/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E4%BF%A1%E5%A4%AB
神話の世界、即ち、神代時代から、現代の日本史まで続きます、忌部の神様は、忌部族の祖なわけであります。
当然、一般では天照大神も天皇陛下のご先祖様とされていますが……
さて話しはそれましたが、忌部族には現代の阿波にちゃんと生き残っています。
それが、阿波忌部族の子孫、「美馬市木屋平の三木家、三木信夫」さんです。
この方は、あの平成、令和と二つの元号に天皇が即位するのに辺り、践祚大嘗祭で麻で麁服を作りその年に即位されます天皇陛下へ直に届ける大変大切な役割を似なす人物なのです。
阿波の神社で、践祚大嘗祭について、触れたのは、『當所神社』に続いて2回目ですね。
ちなみに阿波忌部は、全国各地にその高い技術を惜しみもなく提供しており、有名な所では、千葉の安房が阿波忌部族第二の古里ともされています。
忌部とは、ただ「穢れを忌み嫌うだけの集団ではなく、高い開拓の技術を持った集団」であることがわかれば、この忌部神社で普通に参拝される事より、違った面持ちでお詣りされる事ができるでしょう。
忌部神社詳細
所在地
徳島県徳島市二軒屋町2丁目53-1
例祭日
例祭十月十九日、鷲替え神事(春祭り)五月十五日
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