パワースポット!伊島に鎮座する「當所神社」について
目次
奥津三神が祀られいる「當所神社」とは
奥津三神とは、イザナギが御祓をした時に、左手首に身に付けた手纏(たまき(意訳:手首の飾り))から化生した神。
それが、奥津三神です。
- 奥疎神(おきざかるのかみ)
- 奥津那芸佐毘古(おきつなぎさびこのかみ)
- 奥津甲斐羅神(おきつかいべらのかみ)
こちらの奥津三神は橘12神の内の一角であり、つまりは他に9神の神々が存在すると言うことです。
もちろん奥津三神に対を成して、左手首の手纏から化生した神、辺津三神も存在します。
これらの神々は、可の有名な三貴神、天照大神、須佐之男、月夜見に隠れて目立ちませんがとても重要な神々であると私は考えています。
因みに、右大臣と左大臣では左大臣の方が偉いとされています。
さて、この場合はどちらになるのでしょうか?
伊島の當所神社へアクセス
https://ykoba84.exblog.jp/i20/
奥津三神が祀られいる當所神社は、津峯神社やカシワヒメ神社の記事にでも少し出しましたが、徳島県阿南市紀伊水道の伊島に鎮座しています。
伊島へ行くには、阿波橘駅から南南東に進んだ答島湾から出ている連絡船に載ります。
一日、3便しか出ていないので良く確かめてから乗りたいですね。
イシマササユリの桃源郷
https://www.anan-kankou.jp/docs/2011052000014/
さて、連絡船の船体に、ピンクのユリに笹の葉を着けた大きな花が描かれています。
こちらは「イシマササユリ」と言いまして、伊島にしか咲いていないとても、珍しい花です。
島民の人口はおよそ、160人ほどで平屋の民間が建ち並び、かつて水田だった土地は自然に帰り、希少昆虫の楽園にもなっています。
伊島だけのイシマササユリ祭り
また、五月~6月はイシマササユリ祭りが伊島で開催されている。
県外の客足もあるらしく、観光客たちはイシマササユリと珍しい昆虫などを目当てに訪れるのでしょう。
伊島の港から當所神社へ行くには?
伊島では過去に、何度も島民たちが過去に何度もさらわれた歴史を持ち、防波堤がそれを物語っています。
そんな港を、島の中心へ向かう様にして、市役所沿いに進むと、當所神社にたどり着きます。
奥津三神を唯一祀る當所神社
今更ですが、ナビでは「當」を「当」と簡略化されています。
ただ、鳥居に掲げられた看板?には「當」の文字が見えます。
奥津三神はイザナギの左手纏から化生したわけですが何故、奥津三神だけが伊島に祀られているのでしょうか?
それは、和歌山県(旧:紀の国)との中継でしょうか。
伊島アワビ驚天動地の日本秘史
https://www.city.anan.tokushima.jp/docs/2010112900042/
後は豊かな海産物もあり、釣り人の聖地とも呼べる魅力的な磯もたくさんあります。
海産物に関しては、伊島のアワビが最も代表的です。
こちらのアワビは徳島藩のお殿様にも献上されていました。
更にアワビには、驚天動地の秘史(ひし)があります。
新天皇陛下が新たに即位をする時に、生涯一度で最も重要な新嘗祭があります。
それこそが、践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)でありとてもとても重要な儀式です。
新天皇陛下は即位するにあたり、必ず、その年に取れた食材を食する習わしがあります。
ただ有り難く食するわけではありません。
新天皇陛下はそれと同時に、天照大神はもちろんの事、日本の神々、更には歴代天皇魂までもその身に宿すのです。
そして三種の御膳(みけ)となるものがありましてそれは、天都御膳(あまつみけ)、中乃御膳(なかのみけ)、遠つ御膳(とおつみけ)となっています。
アワビのその中にあります中乃御膳の内に含まれています。
もちろんアワビの他にも、中乃御膳には、鰒鮨(ふぐすし)、細螺(きさご(サザエなのか? はっきりしていない)、ウニ、石華(いしのはな)などがあります。
そうです。
もしかしたら奥津三神はこれらに深い関わりがあったのかも知れません。
もう少し話しをしたいのですが、ここで、演目をめくらせて頂きます。
普通の島ではなかった伊島
さて、最初はこちらの伊島に祀れた奥津三神を尋ねて来たわけですが、他にも伊島には凄い所がたくさんありました。
一見何もありませんが、実は凄く良い所がたくさんある。
それが伊島です。
神社の楽しみ方は人それぞれ、いろんなモノに触れてこそ、楽しみは倍になります。
アクセス
所在地
〒774-1760 徳島県阿南市伊島町瀬戸16
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