安産守護・海上守護のパワースポット【陸奥総社宮】
目次
【陸奥総社宮】とは?
「陸奥総社宮」(むつそうしゃのみや)とは、宮城県多賀城市市川に鎮座する神社です。
創建時期は不明です。
古代、国司には各国内の神社を巡拝する任務がありました。これを効率化するため、各国の国府近くに国内の神を合祀した総社を設けて、まとめて祭祀を行うようになりました。
陸奥国に総社に関する当時の記録はありませんが、陸奥総社宮を総社とする説が有力視されていることに由来しています。
明治維新後、1871年に近代社格制度において村社に列しました。1908年に貴船神社等7社が合祀されたほか、1923年には神饌幣帛料供進神社に指定されました。
御祭神には、「八塩道老翁神」、「八塩道老女神」が祀られています。この他に。陸奥国内31郡の式内社の神霊を合祀しています。
現在に至っても、安産守護・海上守護・歳徳・式徳・武徳・大難除けの神として崇敬されています。
【陸奥総社宮】の見どころ
境内には多賀城市の保存樹木が2本あります。1985年調査で推定樹齢が約220年の白木蓮(ハクモクレン)、同じく1985年調査で推定樹齢が約600年の老杉があります。老杉は、御神木として正月には注連縄がかけられます。
古くから、これら両木を対にして長寿で仲の良い夫婦に見立てられ、神樹として親しまれてきました。
祭事に関しては「元旦祭」では、氏子崇敬者の1年間の家内安全・身体健個などを神前に祈願することから始まります。
1月14日の「どんと祭」では、正月の松飾りや注連縄、古い御札を焼き、御神火にあたることで1年の無病息災・家内安全・商売繁盛を祈願します。
4月第3日曜日には「例大祭」が執り行われます。神事の後には神輿渡御が行われ、御輿は氏子地区を練り歩き、各地区で子供神輿も繰り出します。
【陸奥総社宮】周辺の見どころ
多賀城市で生産されている「古代米」(紫黒米)で製造されたお酒で「おもわく姫」というものがあります。ワイン風の味が特徴だそうで、試してみたくなりますね♪
このほかにも、古代米を使用した商品がいろいろあるようなので、お土産屋さんで探すのも楽しそうです。
【陸奥総社宮】へのアクセス
所在地
宮城県多賀城市市川奏社1番地
お問い合わせ先
022-368-8065
交通機関
国府多賀城駅より徒歩で約20分
駐車場
あり
ホームページ
sousyanomiya.jp/
マップ
スポンサードリンク