農耕守護・国土開発の神が祀られているパワースポット【志波彦神社】

農耕守護・国土開発の神が祀られているパワースポット【志波彦神社】111111

参照:http://www.shiogamajinja.jp

【志波彦神社】とは?

「志波彦神社」(しわひこじんじゃ)とは、宮城県塩竈市に鎮座する鹽竈神社境内に鎮座する神社のことです。

志波彦神社は、もともと宮城郡岩切村(現・仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座していました。「延喜式」に収められている陸奥国百社の名神大社として、朝廷の尊信殊の外厚いものがありました。

明治4年、国幣中社に列格され、明治7年に鹽竈神社の別宮本殿に遷祀されました。

さらに、昭和7年には当時の内閣に陳情請願し国費を以って御造営することとなり、昭和9年、現在地に工事を起こし、明治・大正・昭和の三代にわたる神社建設の粋を集めて竣工し、昭和13年に遷座しました。工事に関わる全額を国費を以って造られた最後の神社とも言われています。

本殿・拝殿いずれも朱黒の極彩色漆塗りで、昭和38年塩竈市の文化財に指定されました。

御祭神には、志波彦大神を祀っています。記紀を始め各書にも神話伝承の見えない志波彦大神の御神名でもある「志波」とは「物のシワ」のことで端を指し示す言葉です。

仙台市内には、志和町、栗原郡志波姫町に志波姫神社(式内社)、等「シワ」の名のつく場所が点在しています。

これは、大和朝廷の統治範囲が北進するにつれて、シワの地(朝廷勢力圏の端)が遷っていったと思われ、この地方で信仰されていた国津神(土着神)を志波彦神あるいは志波姫神と呼んでいたものと思われます。

志波彦大神は、農耕守護や殖産、国語開発の神としての信仰があったことが伝わっており、農耕を生業としていた人々の守護神だったようです。

鹽竈神社境内に遷された理由に、茨城県鹿島・香取両神宮の御祭神、つまりは鹽竈神社の左右宮御祭神(タケミカヅチ・フツヌシ)による東北地方平定に協力した神であった為、とされています。

【志波彦神社】の見どころ

志波彦神社では、毎月1日には「志波彦神社・鹽竈神社朔日祭」が執り行われています。毎月29日には「志波彦神社月次祭」が執り行われます。

毎年、3月29日には「志波彦神社例祭」、9月29日には「志波彦遷座記念祭」が執り行われます。

この他に毎年7月第3月曜日には、「みなと祭」が執り行われます。この「塩竈みなと祭」は、終戦直後の混乱が沈静化の兆しを見せ始めた昭和23年、大神様の御加護により、戦前の活気を取り戻そうとして始めた氏子祭です。

祭の中心となる御神輿は鹽竈神社が総黒漆塗りで通称黒神輿志波彦神社が一部朱塗りで通称赤神輿と呼ばれています。「御座船龍鳳丸」に奉安され海上渡御されます。

2隻の御座船が共船を従えて海上渡御する様子は華麗です。前夜祭での花火大会や当日のパレードやコンテスト等、市を挙げての盛大な祭となっています。

【志波彦神社】周辺の見どころ

周辺には「マリンゲート塩釜」という「塩釜港旅客ターミナル」があります。観光遊覧船や市営汽船の発着所があります。

館内には、塩竈や近隣の特産品を扱う土産物店や飲食店が立ち並んでいます。また、イベント会場としても使われているので、観光客だけではなく地元や近隣の人々が訪れる場所でもあります。

【志波彦神社】へのアクセス

所在地

宮城県塩竈市一森山1-1

お問い合わせ先

022-367-1611

開門時間

午前5時~午後8時

※境内への参拝は自由

ホームページ

http://www.shiogamajinja.jp/lineage/index.shtml

マップ

 


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