航海安全・交通安全のパワースポット【鹽竈神社】
参照:http://www.shiogamajinja.jp/
目次
【鹽竈神社】とは?
「鹽竈神社」(しおがまじんじゃ)とは、宮城県塩竈市にある神社です。
鹽竈神社は、式外社、陸奥国一宮です。全国にある鹽竈神社(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)の総本社です。
元は、鹽竈神社のみが鎮座していましたが、明治時代に「志波彦神社」が境内に遷座し、現在は正式名称を「志波彦神社鹽竈神社」とし、1つの法人となっています。
鹽竈神社は、武甕槌神・経津主神が東北を平定した際に、両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まる、と伝えられています。正式な創建時期は明らかになっていません。
御祭神には、塩土老翁神(シオツチノオジ)を主祭神とし、武甕槌神(タケミカヅチ)、経津主神(フツヌシ)を祀っています。塩土老翁神は、謎の多い神だそうですが、海や塩の神格化と考えられています。神武天皇や山幸彦を導いたことから、航海安全・交通安全の神徳を持つものとして見られています。また、安産祈願の神でもあります。
【鹽竈神社】の見どころ
鹽竈神社では、平成14年、本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟、石鳥居1基が国の重要文化財に指定されました。
左右宮の右手に主祭神である塩土老翁神を別宮で祀っています。別宮は塩の神・安産の神として庶民からの信仰を古くから集めてきました。
また、鹽竈神社境内には、国の天然記念物に指定されている「塩竈桜」(しおがまざくら)があります。
神社の神域は、植物の分布上学術的に南北植物の限界として重要視されています。神域内には多くの植物が繁茂しており、珍しい植物として、先述の塩竈桜のほかに、多羅葉・冬山椒・紅羊歯・松島笹・赤目樫などがあります。
【鹽竈神社】周辺の見どころ
鹽竈神社の裏坂の左手高台には「旧亀井邸」があります。現カメイ(株)の初代社長が大正13年に建てた歴史的建造物です。伝統的な和館に洋館を取り入れた「和洋併置式住宅」という様式の建物で、現在に至るまで残っているものは大変貴重です。見学無料なので、足を運んでみるのも良いと思います。
【鹽竈神社】へのアクセス
所在地
宮城県塩竈市一森山1-1
お問い合わせ先
022-367-1611
開門時間
午前5時~午後8時
※境内の参拝は自由
交通機関
JR仙石線本塩釜駅から表参道(表坂)の石鳥居まで徒歩で約15分
ホームページ
http://www.shiogamajinja.jp/lineage/index.shtml
マップ
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