航海安全・交通安全のパワースポット【浮嶋神社】
参照:http://www.tagakan.jp/
目次
【浮嶋神社】とは?
「浮嶋神社」(うきしまじんじゃ)とは、宮城県多賀城市に鎮座する神社のことです。多賀城市の観光パンフレットや駅の案内等では、「浮島神社」と表記されているそうですが、拝殿の扁額等では「浮嶋神社」と表記されています。
創建時期は不明ですが、多賀城創建の頃合には存在していた、と伝えられています。
鎮座地は、平安時代に歌枕として詠まれた「浮島」の地として伝えられています。
鹽竈神社の社史である「別当法蓮寺記」や「鹽社由来追考」には、浮嶋神社が十四末社の1つであると記されており、いつの頃からか鹽竈神社の末社とされました。
御祭神には、奥塩老翁神(オクシオノオキナノカミ)、奥塩老女神(オクシオノオウナノカミ)を祀っています。
また、陸奥国按察使として、この地に赴任した源融(ミナモトノトオル)を配祀しています。源融は、光源氏のモデルになったと言われています。
【浮嶋神社】の見どころ
浮嶋神社は、緑が茂る小さな丘の上に鎮座しています。周囲に民家がないような時代では、名前の通り浮島のごとく見えたことが窺えます。
毎年4月19日には例祭が執り行われています。例祭やどんと祭りは、氏子総代、氏子青年会によって行われています。
この浮島は、小野小町が和歌を詠んだことでも知られており、松尾芭蕉も「奥の細道」の際に立ち寄ったとされています。また、明治天皇も浮島の和歌を詠んでいます。
浮嶋神社では、航海安全、交通安全、安産祈願、海上守護、夫婦和合といった御利益があるとされています。
【浮嶋神社】周辺の見どころ
浮嶋神社の周辺でのオススメは、「史都多賀城万葉まつり」という「多賀城」を再現する秋祭りです。最大の見どころは、華やかな衣装をまとった万葉行列です。
また、「多賀城跡あやめまつり」が国の特別史跡「多賀城跡」の「多賀城跡あやめ園」にて、毎年6月に開催されています。
約2万1千平方メートルに及ぶ敷地内にて、500種300万本のあやめや花菖蒲が咲き誇ります。期間中の土曜日・日曜日には、ステージでのイベントや押し花、切り絵等の体験イベントが開催されます。
【浮嶋神社】へのアクセス
所在地
宮城県多賀城市浮島1-1-1
交通機関
JR国府多賀城駅から徒歩で約3分
ホームページ
http://www.tagakan.jp/category/detail.php?id=31
マップ
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