雑司ヶ谷のおとりさまのパワースポット【大鳥神社】
目次
【大鳥神社】とは?
「大鳥神社」(おおとりじんじゃ)とは、東京都豊島区に鎮座する神社です。
正徳2年(1712年)、鬼子母神堂境内の手水舎の傍らに鷺大明神として創祀されました。
当時、千登世橋近くの出雲藩下屋敷で藩主・松平公の嫡男が疱瘡にかかった折、鷺大明神に祈ったら治ったことから厄病除けの神として尊崇されていました。
慶応4年、神仏分離令により、鬼子母神境内から別れて、、鷺大明神は大鳥神社と改称しました。
大門欅並木の料亭蝶屋敷地内に仮遷座し、明治20年矢嶋昌郁社地として200坪を奉献され、鎮座地に定まりました。
大正6年に社殿新築、昭和15年神社の北側を流れていた弦巻川の暗渠化に伴い、社殿配置の変換を行いました。
同年、現宮司の私有宅地(境内に隣接120数坪)を寄進・境内編入、神社発展の礎を築きました。
昭和30年、境内に隣接する土地約150坪を長島達男家管理者の配慮を受け、全氏子の寄付により買取、境内に編入しました。
昭和42年、三杉稲荷神社の立ち退きにより、合併し境内に遷坐されました。昭和56年社殿の老朽化に伴い、氏子によって社殿の造営と境内整備が行われました。
御祭神には日本武命(ヤマトタケルノミコト)を祀り、食稲魂命(ウカノミタマノミコト)を配祀しています。
【大鳥神社】の見どころ
大鳥神社は、平成23年「雑司ヶ谷七福神」創設に伴い、恵比寿神が再び祀られるようになりました。
大鳥神社は、「おとりさま」とも呼ばれ、氏神様・土地神様として現在でも親しまれています。
近頃では、稲荷大神・恵比寿神と商いの神様が集まったことで商売の神様としても地域の崇敬を集めています。
雑司ヶ谷のおとりさまと呼ばれる大鳥神社の酉の市は、幕末頃より開催されるようになったと言われています。
酉の市では、神楽殿において朝から夕方までは江戸里神楽が奉奏され、夕方から深夜にかけては、地元のお師匠様達による演芸が奉納されるので賑わいます。
【大鳥神社】周辺の見どころ
大鳥神社の周辺と言えば、「雑司ヶ谷霊園」があります。
この雑司ヶ谷霊園では、ジョン万次郎や竹久夢二、夏目漱石をはじめとする文化人や政治家等の著名人が多く眠る墓地としても知られています。
様々な形の墓石を見ることができる墓地ですので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【大鳥神社】へのアクセス
所在地
東京都豊島区雑司ヶ谷3-20-14
お問い合わせ先
03-3971-6034
交通機関
都営副都心線 雑司ヶ谷駅より徒歩で約1分
都営荒川線 鬼子母神前駅より徒歩で約2分
ホームページ
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/19_toshima/19008.html
マップ
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