交通安全・学業成就のパワースポット【谷保天満宮】
目次
【谷保天満宮】とは?
「谷保天満宮」(やぼてんまんぐう)とは、東京都国立市に鎮座する神社です。
社伝によりますと、903年、菅原道真の三男・道武が、父親を祀る廟を建立したことが始まりだと言われています。
東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて「関東三大天神」と呼ばれています。
御祭神には、主祭神に菅原道真、配祀神に菅原道武が祀られています。
菅原道真公を祀っていることから言わずもがな、学業成就の御利益があるとされ、毎年受験シーズン前ともなると受験生やそのご家族の参拝で賑わうそうです。
この他に、交通安全の御利益があるとされている所以をご紹介します。
谷保天満宮を目的地とした有栖川宮様御一行が日本で初めてのドライブツアーをされたのが明治41年8月1日のことでした。
宮様御一行が拝殿に昇殿参拝の後、故障や事故もなく無事に東京へ戻られたことから、谷保天満宮は「交通安全発祥の地」として親しまれています。
【谷保天満宮】の見どころ
谷保天満宮は、梅の名所としても親しまれています。
境内には、約350本の梅林があり、毎年1月中旬から3月にわたって、紅梅白梅が咲き誇ります。2月下旬から3月上旬頃には「梅まつり」が開催され、多くの人々で賑わいます。
梅まつりでは、琴演奏や紅わらべ奉奏、お囃子、天神太鼓、天然理心流演武、といった神事等が執り行われます。
谷保天満宮では、毎年初天神とそれに近い日曜日に「筆供養」が執り行われています。御祭神の菅原道真公が文学や詩歌の神と崇められている他に書道の神としても崇められていることに所以しています。
使い古した筆等を持参し、お焚き上げしていただき、上達を祈願する慣わしとなっています。
9月25日から9月27日には例大祭が執り行われます。
国立市無形民俗文化財に指定されている「古式獅子舞」が奉納されたり、江戸の里神楽奉納等が行われます。
11月3日には、本社拝殿前に高さ3mに及ぶ2基のマキの山を積み、午後6時に一斉に点火し、炎の高さを競い御神木の転倒を防ぎ合うという関東の奇祭の1つと言われる「おがから火(庭燎祭)」が執り行われます。
おがから火にあたると悪い病気にかからないという言い伝えがあります。
また、この当日に「うそ替え神事」という当日のみ「うそ鳥」をお頒ちして、これを他の参拝者と交換し合うことで、その年につい話してしまった嘘や嫌なことを帳消しにして、嘘として吉にとり(鳥)替えるとされています。
【谷保天満宮】周辺の見どころ
谷保天満宮のある東京都国立市には、この地が発祥と言われている「スタ丼」というものがあります。スタ丼というのは、スタミナ丼の略です。
にんにく醤油で絡めて炒めた豚バラ肉をご飯の上に乗せた丼です。
お店ごとに、こだわりのタレがあったり、豚肉にこだわっている等の楽しみポイントがあります。
国立市へお立ち寄りの際は召し上がってみてはいかがでしょうか。
【谷保天満宮】へのアクセス
所在地
東京都国立市谷保5209
お問い合わせ先
042-576-5123
交通機関
JR南武線谷保駅下車 徒歩で約3分
ホームページ
http://www.yabotenmangu.or.jp/origin.html
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