厄除け、勝運のパワースポット【鳥海月山両所宮】
目次
【鳥海月山両所宮】とは?
「鳥海月山両所宮」(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、山形県山形市に鎮座する神社です。別称として「吉事宮」「武門吉事宮」とも呼ばれています。
社伝では、源頼義が安倍貞任討伐にあたって飽海郡吹浦の鳥海山両所神社で鳥海・月山の両神に戦勝祈願に戦勝を祈願し、勝利したので、1063年にその報賽として最上郷山形に社殿を造営して分霊を勧請し、国家泰平・武門吉事の神と称したのに始まる、と伝えられています。
1573年~1591年(天正年間)には、当地の領主である最上義光は、従来の祠官を廃して真言宗成就院を別当として定め、社領を寄進しました。以降、最上氏の崇敬社となり、江戸時代には歴代山形藩主の鳥居氏、水野氏の崇敬を受けました。
江戸時代には、別当である成就院(560石)の他、その輩下に社陣21人(129石)があり、別に天台三ヶ寺として、如法堂(68石)、護摩堂(85石)、内御堂(50石)が、両所宮に奉仕しました。総石高全てが当宮の歳入とは考えられないものの、かなりの規模に達していたのは間違いありません。
本殿は最上義光の時代に大修理が加えられましたが、1624年~1645年(寛永年間)に焼失し、1716年~1735年(享保年間)に、再建されたものだそうです。
1873年に郷社に列し、1879年には県社に昇格しました。戦後の1961年には別表神社で加列しました。
特殊神事として「ごくだめし(穀様)」があります。これは、旧暦7月1日早朝に、飯・胡瓜・茄子・粟穂・稲穂を紙に包んで土中に埋め、翌年の旧暦6月末日に掘り出して豊凶を占う、というものです。
御祭神には、鳥海山の神である倉稲魂命、月山の神である月夜見命を祀っています。
【鳥海月山両所宮】の見どころ
「鳥海月山両所宮」の御利益は、厄除け、勝運、武芸上達、開運、家内安全とされています。
境内の金井の泉は、金井の庄の起源とされ、また、金売吉次の金洗いの井戸とも伝えられています。
また、入口の山門は、1783年の建立とされ、高荘な楼門であり、現在は随神門と称されています。また、境内の城輪神社の社殿は、桃山時代に造られてたものです。本社本殿含めて、市の有形文化財に指定されています。
【鳥海月山両所宮】周辺の見どころ
「鳥海月山両所宮」周辺で、山形ならではのものを楽しみたいものですよね♪
なんと言っても、山形県はラーメン消費量が日本一とあって、絶品のラーメンを頂けるラーメン屋さんがズラリ!
赤湯ラーメン、米沢ラーメン、新庄ラーメン、と気になるラーメンがちらほら。山形市内には100軒以上のラーメン店があるそうで、それぞれのお店が日々、独自の美味しさを競い合っているそうです。
気になる暖簾を見つけたら、立ち寄ってみる楽しさも味わえそうですね。
【鳥海月山両所宮】へのアクセス
所在地
山形県山形市宮町3-8-41
お問い合わせ先
023-623-0460
交通機関
北山形駅から徒歩で約10分
ホームページ
www.kankou.yamagata.yamagata.jp
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