栃木県にある須賀神社はこころ安らぐ鎮守の森
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小山市の中心に、こころ安らぐ鎮守の森【須賀神社】とは
須賀神社は、「祇園さん」とも「天王さま」とも称されます。
慶長5年(1600)7月25日、徳川家康公が境内で小山評定(軍議)を開き、関が原の戦勝を祈願したことでも知られています。
同年9月25日、関ヶ原の戦いがおこなわれ、東軍(徳川方)の勝利にむすびついた歴史上重要な場所でもあります。
徳川家から奉納された社宝の朱神輿(あかみこし)を始め、重量2トンを誇る大神輿・木曽檜造りの神門廻廊・伝説の七ツ石などを有しています。
御祭神
素盞鳴命(すさのおのみこと)
大己貴命(おおなむちのかみ大国主神)
誉田別命(ほんだわけのみこと・八幡神)の三神
創建
天慶3年(940年)4月
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御由緒
天慶(てんぎょう)2年(939年)、天慶の乱(平将門の乱)で関東の武士であった藤原秀郷が桓武平氏一族である平将門を討伐する際、素盞嗚命(すさのおのみこと)に戦勝を祈願しました。
戦で成就することが出来たので、天慶3年(940年)4月、京都の祇園社(八坂神社)から、御分霊を勧請して、北山(現小山市中久喜)に祀ったのが、須賀神社の始りといわれています。
その後、小山政光が祗園城を築城し、城の守護神として平治年間(1159〜60年)に現社地に遷座されました。
徳川家康公は、慶長5年(1600年)7月、須賀神社境内にて小山評定(おやまひょうじょう、軍議)を開き、参籠して関が原の戦勝を祈願しています。
須賀神社の御神託
病魔退散、縁結び
社宝・朱神輿(アカミコシ)と四神・四獣
《朱神輿(アカミコシ)》
江戸時代初期の万治元年(1658年旧12月)に竣功しました。
日光東照宮造営(寛永の大造替(だいぞうたい))の職人によって、同宮の縮尺で奉製されたものであることが判明しています。
胴囲りには、東照宮の陽明門と 同様の唐子遊びの彫刻が施され、総国産の漆、天然の岩絵具、純金箔、水銀メッキの飾金具などが、ふんだんに用いられていて、美術工芸品としては勿論、建築上からも粋をいくものであります。
大きさ・重量 – 台輪150糎、屋根幅188糎、高さ225糎、重量1.5瓲。
平成十年一月十六日、『栃木県指定有形文化財』に指定されました。
四神・四獣
・青竜(すざく)
・朱雀(すざく)
・白虎(びゃっこ)
・玄武(げんぶ)
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須賀神社の見所
《 須賀神社鳥居(小山市指定文化財)》
承応2年(1653年)に小山町の旦那衆によって建立されたこの鳥居には、天下泰平・国土安全・荘内豊饒・諸人快楽を祈願した銘文が刻まれています。
この鳥居は、島木をもつ明神鳥居形式であり、規模も比較的大きいです。
県内でも、指定文化財となっている日光東照宮の四基の鳥居に次ぐ古さを誇る、近世前期の貴重な鳥居でもあります。
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七ツ石(夜泣き石)
夜泣き石は、もと小山城にあった七ツの庭石のことです。
小山城落城によって結城に接収され、夜中になるとあわれに泣いたといわれています。
そこで結城の城主は小山城鎮守の神、須賀神社境内に運ばせ、それから石が泣かなくなったという伝説が残っています。
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周辺おすすめスポット【持宝寺】じほうじ
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《東醍醐山 持宝寺》
持宝寺は、宝亀(ほうき)3年(772年)に弓削道鏡(ゆげのどうきょう)が開基したと伝えられています。
梵鐘が掛かっている珍しい鐘楼門をくぐると、境内には、孝謙天皇(こうけん)の名が刻まれていると云われる寛政4年(1792年)鋳造の梵鐘が置かれています。
享保13年(1728年)、8代将軍徳川吉宗公が日光社参をした際、小休止所としました。
所在地
栃木県小山市宮本町2丁目
【須賀神社】へのアクセス
所在地
〒323-0024
栃木県小山市宮本町1-2-4
お問い合わせ先
TEL:0285-22-0101 社務所 (須賀神社会館内)
交通機関
【公共交通機関のご利用】
JR宇都宮線・両毛線・水戸線・東北新幹線小山駅より 徒歩8分
【自動車のご利用】
・宇都宮・真岡より 約50分
・古河・栃木より 約30分
・古河(旧総和/三和方面)より 約30分
・東北自動車道 佐野藤岡インターより 約30分
・結城より 約15分
ホームページ
http://www.sugajinja.or.jp/jinja/
マップ
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