生命の根源であり、万物のもととなる水の神様をまつる滝尾高徳水神社とは?
出典:日光二荒山神社ホームページ http://www.futarasan.jp/event_sys.shtml?245
目次
日光二荒神社の別社【滝尾高徳水神社】とは
この社は、奥吉野(奈良県吉野郡東吉野村)水の宗社「丹生川上神社」の御祭神「罔象女神」(みづはのめのかみ)の御分霊を祀り、天照大神の姉君として水に関する一切の御神徳を授けられた神であります。
この社は、ときの栃木県知事 横川信夫氏により昭和52年(1977年)11月26日県内藤原町高徳に創建されました。
しかし、道路拡幅のため平成10年(1998年)6月27日この地に遷座され災害防止・開運の神としても崇敬されています。
~案内板より~
御祭神
罔象女大神 (みづはのめのおおかみ)
創建
昭和52年(1977年)11月26日
御由緒
水は天地創造の肇より生命の根源であり、雨を降らせ、大地を潤し万物を生成化育し、万物の元となる。
しかし、一度激すれば洪水となり、人を呑みこみ人家を倒壊し、その災害は計り知れない。
栃木県下のダム総数は三十有余に及び、水神様を祀り、その広大無辺の御神徳を称え、この地に造営される。
滝尾高徳水神社の御神託
災害防止、特に止雨、祈雨に昔から霊験があり、治水、開運の守護
滝尾高徳水神社の狛蛙と狛亀
「罔象女大神」は天雨の神であり、治水の神とされ、神社の前には狛犬ではなく、水の女神にちなみ狛蛙と狛亀が鎮座する。
出典:3 3 3 3 3 http://ameblo.jp/3michiko33/entry-12065090262.html
罔象女大神サイドストーリー
滝尾高徳水神社の御祭神である罔象女大神のサイドストーリーをふたつご紹介したい。
ひとつめは、福井県今立町にある大滝神社の摂社である岡田神社に伝わる紙漉(かみすき)の神のお話。
昔、この地に乙女の姿をした神が現れて、
「この土地は谷あいで田畑は少ないが、きれいな水に恵まれているから紙漉をやるとよいでしょう」
と言って、紙漉の方法を教え、村人がその神に名をたずねると
「上流に住むミズハノメ神なり」
といって姿を消した。
この伝説の神を村人は『川上御前』と呼び、和紙の神様・紙祖神(しそじん)として祀ったのが、岡太神社のはじまりといわれる。
以降、村人は紙漉きに取り組み、越前和紙として広く知られるようになっていく。
ふたつめは、平成28年(2016年)大ヒットした「君の名は。」のヒロイン三葉(みつは)との関係。
「三葉の名の由来、直接的にはミヅハメ、水の女神からです」と新海誠監督が公式twitterに記載している。
ミヅハメ、つまり罔象女大神(みづはのめのおおかみ)である。
ヒロイン三葉の家は代々続く神社。
彼女が巫女舞で使用していた頭飾りが龍。容易に御祭神が水神であることを想像させる。
周辺おすすめスポット【輪王寺行者堂】(りんおうじぎょうじゃどう)
出典:じゃらん http://www.jalan.net/yad344295/blog/entry0002952902.html
《輪王寺行者堂》
輪王寺行者堂は、修験者の修行場として建てられた切妻造りの簡素な建物である。
当堂の創建は平安時代。
山岳信仰の盛んな頃と思われるが、現在の建物は輪王寺明細帳によると、天正3年(1575年)桜本坊宗安再興と伝えられている。
その後、幾度か修理を経て今日に至っている。
正面の一間は土間で、二間目から一段高くなっており、奥の一間に壇を設けて、役小角と侍鬼(小角が従えていたと言われる夫婦の鬼。前鬼が夫、後鬼が妻)2体を配している。
役小角(えんのおづめ)は、役行者(えんのぎょうじゃ)とも呼ばれ、続日本紀によると、姓が役公(えだちのきみ)で、名を小角(おづぬ)と伝えられる修験道系密教の祖。
本堂は、栃木県の指定文化財である。
所在地
栃木県日光市山内 女峰・赤薙山登山口
参拝時間
参拝自由
【滝尾高徳水神社】へのアクセス
所在地
栃木県日光市山内 滝尾神社入り口
お問い合わせ先
TEL:(0288)54-0535 日光二荒山神社
交通機関
【公共交通機関のご利用】
JR・東武日光線日光駅から東武バス中禅寺湖方面行き「神橋」下車、徒歩30分
【自動車のご利用】
「神橋」から約15分。滝尾神社のそばに駐車場有。但し、道が狭く車のすれ違いに要注意。
ホームページ
http://www.futarasan.jp/
マップ
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