秩父三社の一社!天の御中主を祭る数少ない神社【秩父神社】とは
出典:ご朱印神社メモ https://jinjamemo.com/archives/36593814.html
目次
天の御中主を祭る数少ない神社【秩父神社】とは
秩父地方の総鎮守・総社、知知夫国(秩父国)新一の宮で、荒川の河岸段丘上に広がる秩父市街地の中心部に鎮座する秩父神社は、宝登山神社、三峰神社と共に、秩父三社の一社。
関東屈指の古社で、伝承では紀元前の創建とされ、当社では、平成26年(2014年)を、御鎮座2100年としている。
中世に北辰妙見信仰と習合し、江戸時代までは秩父大宮妙見宮として栄えた。
明治になり神仏分離が必要となったため、妙見菩薩と習合していた天之御中主神に祭神を改め、社名も本来の「秩父神社」に戻し現在に至っている。
昨今では、アニメ「あの花」(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)の舞台となり、聖地巡礼の神社としても有名。
そのため、絵馬掛にはイラスト付きの絵馬が多く奉納されるようになった。
由緒正しい皇室秩父宮家の神社でもある。
御祭神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)政治、学問、開運の祖神
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)秩父地方開拓の祖神
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)北辰妙見として鎌倉時代に合祀
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみや やすひとしんのう)昭和天皇の弟官様、昭和28年合祀
創建
崇神天皇10年(BC87年)伝
出典:巷で噂のパワースポット『秩父神社』を私の目で紹介http://www.ohcrs.com/index.html
御由緒
秩父神社の創建は、第10代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神(神とし祀る祖先)を祀ったことに始まるとされる。
元慶2年(878年)には神階正四位下に進み、延長5年(927年)に編算された『延喜式』にも掲載されるなど、関東でも屈指の古社のひとつである。
また、中世以降は関東武士団の源流、平良文を祖とする秩父平氏が奉じる妙見信仰と習合し、長く秩父妙見宮として隆盛を極めましたが、明治の神仏判然令により秩父神社の旧社名に復しました。
荒川の源流にある秩父地方は、江戸時代に重要な水源の地とされていたため、水源地である秩父を守る目的で建立された社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進したもので、埼玉県の有形文化財に指定されている。
現在の社殿の建立を命じました。
また、毎年12月3日に行われる例祭「秩父夜祭」は、京都の祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭(ひきやまさい)のひとつに数えられる。
秩父神社の御利益
学業成就、合格祈願、開運、家内安全、子孫繁栄、道を示す、方位除け
秩父夜祭
秩父夜祭(ちちぶよまつり)は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている埼玉県秩父市にある秩父神社の例祭であり、毎年12月1日から6日に行われる。
12月2日が宵宮、12月3日が大祭であり、提灯で飾り付けられた山車(笠鉾・屋台)の曳き回しや、冬の花火大会で全国的に知られている。
祭りは寛文年間(1661年~1673年)から続くとされ、300年以上の歴史がある。
日本屈指の極めて豪華な祭りであり、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されている。
2日は19時~20時頃まで、単発花火やスターマインの打ち上げ花火が上がる。
3日の夜は、総勢200人にも及ぶ曳き子たちが綱を引いて人力で斜度25度の急な団子坂(だんござか)を、12t~20tもの重さの屋台・笠鉾を曳き上げていくのが最大の見せ場である。例年、この間に7000発ほどの花火が打ち上げられる。
平成28年(2016年)12月1日、エチオピアで開かれたユネスコの政府間委員会で、日本の「山・鉾・屋台行事」(18府県の計33件)のユネスコ無形文化遺産への登録が決定した。
これにより、「秩父祭の屋台行事と神楽」がユネスコ無形文化遺産へ正式に登録された。
出典:巷で噂のパワースポット『秩父神社』を私の目で紹介 http://www.ohcrs.com/index.html
社殿の彫刻
徳川家康公による造営の社殿は、本殿・幣殿・拝殿が1つにまとめられた権現造の形式で、江戸時代初期に活躍したとされる、日光東照宮や出雲大社なども手がけた左甚五郎(ひだりじんごろう)の作とされるものを含む多くの彫刻で飾られている。
- 子宝・子育ての虎
社殿正面の左側にあるのが左甚五郎作と伝わる「子宝・子育ての虎」で、寅年生まれの徳川家康が秩父神社秘伝の「虎の懺法(せんぽう:ざんげの方法)」を珍重したことから社殿の正面の彫刻になっていると伝わる。
出典:巷で噂のパワースポット『秩父神社』を私の目で紹介 http://www.ohcrs.com/index.html
- お元気三猿
日光東照宮の三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」に対して、社殿の左奥側にある秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」のお元気三猿と呼ばれていて、健康長寿を願う絵馬やお守りにもお元気三猿が描かれている。
出典:巷で噂のパワースポット『秩父神社』を私の目で紹介 http://www.ohcrs.com/index.html
- 北辰の梟
社殿の裏側(北側)にあるのは、北辰の梟(ほくしんのふくろう)。
体は本殿に向き、顔は真北を向いて、昼夜を問わずご祭神をお守りしている。
洋の東西を問わず、梟は智恵のシンボルと考えられており、当社のご祭神八意思兼命が智恵の神として崇敬の篤いことと重ねて、思慮深い神使として、社殿彫刻に施されている。
出典:アーユルヴェーダな日常話 ◆スリランカ産の薬草オイルで心身のデトックス◆https://ameblo.jp/cava-sana/entry-11146402433.html
- つなぎの龍
本殿東側、秩父神社の鬼門である東北(表鬼門)を守護するために、名工左甚五郎が社殿彫刻に施したとされる。
昔、秩父札所十五番小林寺近くにある天ヶ池という池に棲みついた龍があばれると、いつもこの龍の彫刻の下に水溜りが出来ていたことから、龍の彫刻を鎖でつなぎ止めたところ龍が表れなくなったという伝説が伝わっている。
この繋がれた青い龍の彫刻こそ、この伝説に語られる「つなぎの龍」の姿である。
出典:3 3 3 3 3 http://ameblo.jp/3michiko33/entry-12065090262.html
周辺おすすめスポット
羊山公園
秩父市の東側に位置し、緑豊かな自然に囲まれた、市街地を一望できる高台に位置する羊山公園に秩父の新名所「芝桜の丘」がある。
芝桜の植栽面積は、関東でも有数の規模を誇り、色とりどりの芝桜がデザイン化され植栽されており、植栽面積は約17,600㎡、9種類、40万株以上。
芝桜の開花時期は4月中旬から5月上旬。
その他、秩父の桜の名所でもあり、春にはソメイヨシノをはじめ、しだれ桜、八重桜、あわせて約1000本が咲き誇り、初夏には花菖蒲なども観賞できる。
戦前、県の緬羊種畜場(めんようしゅちくじょう)があり、綿羊を飼育していたことから、一帯を羊山と呼び交わすようになったが名前の由来と云われる。
秩父神社から車で約11分。
出典:ユコユキ http://yukicoyuki.com/cherry-blossom-chichibu/
ちちぶ銘仙館(ちちぶめいせんかん)
埼玉県秩父市にある織物に関する資料館である。
旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場本館。
秩父織物、銘仙(平織りの絹織物)等に関する民俗学上貴重な資料を収集、保管及び展示を行っている。
高機(たかはた)を使った本格的な手織り体験ができる。
秩父神社から徒歩13分。
出典:ちちぶる https://chichiburu.com/tourism/chichibu-meisen
【秩父神社】へのアクセス
所在地
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町13
お問い合わせ先
TEL:0494‐22‐0262
交通機関
【公共交通機関のご利用】
- 秩父鉄道秩父駅より徒歩3分
- 西武秩父線西武秩父駅より徒歩15分
- 池袋駅より、西武池袋線特急レッドアローを利用の場合、全席指定・乗り換えなし。約80分。
- 高崎駅より、JR熊谷駅から秩父鉄道に乗り換え。
【自動車のご利用】
- 関越自動車道 花園I.C.より約30km。
- 花園I.C.を降り、国道140号線を秩父・三峰方面へ。
- 皆野寄居バイパスを利用の場合、約50分。
- 秩父市内に入り、国道299号線と交差する上野町交差点を右折。
ホームページ
マップ
スポンサードリンク