交通安全・子授け・出世のパワースポット【金王八幡宮】
目次
【金王八幡宮】とは?
「金王八幡宮」(こんのうはちまんぐう)とは、東京都渋谷区にある八幡宮です。
社伝によると、1092年、現在の渋谷の地に渋谷城を築き、渋谷氏の祖となった河崎基家(渋谷重家)によって創建されたとされています。
江戸時代には、徳川将軍家の信仰を得て、なかでも3代将軍徳川家光に乳母・春日局は神門、社殿を造営したとされています。
また、江戸時代末期までは、この神社に隣接する東福寺(天台宗)が別当寺でした。
当初は渋谷八幡としていました。社名にある「金王」は、重家の嫡男・常光が、この神社に祈願して金剛夜叉明王の化身として生まれたことによって金王丸と称したことに由来しています。
御祭神には、応神天皇を祀っています。
金王八幡宮のすぐ前を「八幡通り」旧鎌倉街道が通り、北を「国道246号(青山通り)」旧大山通りが通ることから、昔から現在に至るまで交通の要所であることから、渋谷氏が居城を構え、金王八幡宮を鎮祭した所以でもあることから、交通安全の御利益があるとされています。
また、渋谷重家に子供がなく、金王八幡宮に祈願を重ねていると、金王丸のちの土佐坊昌俊を授かりました。そのことから、子授けの御利益があるとされています。
この他に、竹千代のちの徳川家光を3代将軍にと、家光の乳母の春日局と教育役の青山伯耆神忠俊が金王八幡宮へ祈願し、それが成就したお礼として神門と社殿が寄進されたことから、出世の御利益があるとも言われています。
【金王八幡宮】の見どころ
金王八幡宮の社殿及び神門が、渋谷区指定文化財とされています。
また、境内の金王桜は、江戸の郊外三銘木のひとつに数えられ、源頼朝ゆかりと伝わる銘木であり、渋谷区指定天然記念物とされています。金王桜の傍らには、松尾芭蕉の句碑も建立されています。
3月最終土曜日に斎行される金王丸祭当日には、境内で金王桜の宴が催されることでも知られています。
【金王八幡宮】周辺の見どころ
金王八幡宮でおみくじを引いてみるのはいかがですか?
「鯛みくじ」という木でできたおみくじがあり、「一年安泰」をもじって「一年安鯛」と書かれているユニークなおみくじです。
参拝するだけというよりは、おみくじを引いてみるのもたまには気分転換にもなっておすすめです。
【金王八幡宮】へのアクセス
所在地
東京都渋谷区渋谷3-5-12
お問い合わせ先
03-3407-1811
交通機関
JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン 渋谷駅より徒歩で約5分
ホームページ
http://www.geocities.jp/ynycr674/yuisho.html
マップ
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