日本三景でリフレッシュするパワースポット【松島湾】
参照:http://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/
目次
【松島湾】とは?
「松島湾」(まつしまわん)とは、宮城県の太平洋沿岸部に大きく広がる仙台湾を3つの支湾に分けたうちの1つのことです。
仙台湾、松島湾、石巻湾と並んだうちの真ん中にあります。仙台湾、石巻湾の2つは砂浜海岸が主であるのに対し、松島湾は磯を主としています。
松島湾は、さらに北側の松島湾と南側の塩竈湾に区分されます。
松島湾は暗礁が多く、外来者にとっては航行が困難な海域です。その為、江戸時代には伊達政宗によって、暗に「軍港」として見なされ、端厳寺を始めとする伊達家直轄施設が軍事施設が多数建設されました。
松尾芭蕉が、松島をはじめ、仙台藩の城や要害、関所等の主要軍事施設を回っていることから、隠密説があります。
南側の塩竈湾は、古くは陸奥国府・多賀城の外港として、江戸時代以降は城下町・仙台の外港として機能していました。第二次世界大戦後は、仙台塩釜港区として機能してきました。
現在は、仙台港区に物流の中心が移動したため、塩釜港区は近海マグロを主とする漁港として機能しています。
港に近接する山の上には鹽竈神社があります。この神社は、平城京政府、奥州藤原氏・伊達氏等、この地を治めた統治者によって保護されてきました。信仰と並んで山城としての機能も有していたようです。
松島湾は、2013年、「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が認められました。
【松島湾】の見どころ
松島湾内には、ハゼ、アナゴ、が主な魚類として生息しています。牡蠣やアサリといった貝類も生息しています。
石斛(せっこく)という野生ラン科植物も生息していますが、宮城県辺りが野生で生息する北限と言われています。この石斛は、松島周辺では「イワタケ」の別名があります。
かつては絶滅危惧種だったそうですが、端厳寺境内の老杉に着生している原株から増やして、現在は鉢植えにした土産品としても親しまれています。花の開花時期は5月下旬から6月初旬だそうで、ピンク色の花が咲きます。
【松島湾】周辺の見どころ
松島湾に面する自治体が多いのも松島湾の美しさを語る上で大切なところです。
- 「日本三景」
- 「宮城県立自然公園松島」
- 「国の文化財(特別名勝)」
- 「新日本旅行地100選」
- 「国際観光モデル地区」
- 「日本の白砂青松100選」
- 「新日本観光地100選」
- 「日本の都市公園100選」
- 「日本遺産・百選」
- 「日本の地質百選」
- 「平成百景」
- 「世界で最も美しい湾クラブ」
といった多くのものに選出されています。
これだけ多くのものに選出されることも松島湾の魅力をより引き立てていますね。
【松島湾】へのアクセス
所在地
宮城県宮城郡松島町松島字町内85
お問い合わせ先
022-354-2233(松島島巡り観光船企業組合)
交通機関
JR東北本線松島駅から徒歩で約15分
JR仙石線松島海岸駅から徒歩で約300m
※観光船乗り場までの所要時間となります。
ホームページ
http://www.matsushima.or.jp/route/
マップ
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