パワースポット!由緒ある古社「別立岩神社」を紹介!
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目次
別立岩神社とは
古事記には、『天手力男神』に付いてはこう記されています。
『天手力男神は紗那の縣に座する』と。
そんな天手力男神は、天照大神を天岩門(戸)から、引き釣り出した怪力の神として有名です。
別立岩神社へアクセス
(鶴磐)立岩神社から、ほぼ北東に進むと、同じ佐那河内村に『別立岩神社』があります。
こちらの神社への道のりは少し前まで、(鶴磐)立岩神社と同様に、デンジャラスロード(危険な道)だったのですが、近年、本道から綺麗な道が開通したそうです。(しかし、舗装される前の道は本当に危険と隣り合わせでした……)
紗那の縣(アガタ)
徳島県小松市の『豊國神社に隠された御縣神社』の記事でも同じ『縣』の文字が登場します。
縣=県の旧字体。
であり、古代朝廷の直轄を意味する土地の事です。
小松市中田につつぎ、佐那河内で『縣』の文字が見えるのは、すごい事です。
社殿への案内
https://tokushima-iju.jp/database/photo/468.html
當社も、もちろん自然石で組み積み上げた階段があり、徒ならぬ雰囲気を醸し出しています。
そして、階段の途中には、何やら「盆状穴」がありまして、古代ではここで何かを行っていたのでしょうか?
そんな階段を登りますと、別名、三社皇太神宮の社殿が迎えて下さいます。
際神は、『天手力男神、天照大神、豊受大神』になっています。
センターはもちろん當社で花形の、天手力男神になりますが、ここで重要な事を申し上げます。
主際神の右側に祀られている神が主際の上司かあるいは、お世話になった神になられるのです。
ですから、この場合、天照大神が天手力男神の上司に当たると言う事ですね。
因みに似たような話しで、徳島県の古社に『諏訪の本宮「多祁御奈刀彌(タケミナトミ)神社」』の回で、右近の橘左近の桜、の話しを出しました。
ここで、右大臣と左大臣では、どちらが偉いのか?と言う話しで、左大臣の方が偉いとしました。
よって、左近の桜がそうであると意味するのです。
言わば天照大神は桜であり、豊受大神は橘になるわけですが、なんだか神話に登場するイワナガヒメとコノハナサクヤヒメの話しによく似ていますね。
桜は、春に綺麗な花を咲かせますが、実はなりません。
一方、橘も綺麗な花を咲かせますが、桜の様にとても綺麗な花ではあ咲きません。
しかし、橘は実がなりますから、食においては、生命の源を担って下さいます。
どちらも我々には、必要な事です。
奥の院に隠れた天手力男神の塚
https://ameblo.jp/asogabe513/entry-12510606161.html
社殿の裏に回りまりますと、「奥の院」があります。
2社の小さな祠と、そして、少し離れた所に、三つの磐に隠された様な小さな祠、天手力男神の塚があります。
これを見付ける人は、以外に少なく、予備知識なしに行くと、良く見落としているそうです。
しかし、何も知らないで塚を見付けられたのであれば、その人は、神に招かれた……のかも知れません。
特に見所はこれ以上は無く、(鶴岩)立岩神社に比べてインパクトは低いですが、當社も延喜式神名帳に記されているくらい由緒ある古社なのです。
また静寂が支配する空間でもありますので、不思議なエネルギーを授かる事になるかもしれません。
何故なら、全て物質、そして生命すらもエネルギーによって作られています。
因みにこれは、神のエネルギーとかそんなスピリチュアルの様やな表現ではありません。
素粒子と言う、エネルギーの波動が私たちの世界を構成しているのです。
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