陸上海上の守護神!パワースポット式内社佐渡一ノ宮「渡津神社」
出典:九州神社紀行 https://blog.goo.ne.jp/noyamany/e/1743e810e98c07aa89ee0e42c455575b
目次
佐渡島一ノ宮「渡津神社」とは
式内社佐渡一ノ宮は、新潟県佐渡市の南部、羽茂飯岡(旧羽茂町)にある神社で五十猛命を祭神に陸上海上の守護神として信仰を集めている。
佐渡島の南の玄関小木港から北東におよそ3km、県道81号線沿いには一の鳥居。
背後の神体山・妹背山(いもせやま)は古来航海の目印であった。
平安時代に編纂された「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう/延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』の巻九・十のこと)」には、佐渡国からは9社の名前が載っており、この中で佐渡一ノ宮とされているのが当社である。
古来より格式の高い神社であったことがうかがえる。
かつての社殿は妹背山を背にした場所にあったとされるが、1470年(文明2年)の羽茂川の大洪水により、当時の八幡宮境内にあたる現在の場所に移転したと伝わる。
この水害で社地、古文書等がことごとく流出した為、その由緒や縁起などは不明。
現在の御本殿は1709年(宝永6年)に、幣殿、拝殿は1937年(昭和12年)に造営されたもので、全て台湾産の檜が用いられている。
御祭神
主祭神
五十猛命 (いたけるのみこと)―素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子
素盞鳴尊の御子にして父神に似て勇猛なことから名付けられた。
初め天降ります時、樹木の種子を持ち降り父神と共に朝鮮に渡りのち日本に帰り全土にわたり植林を奨めたので「植林の神」として崇められた。
宮殿・家屋・船・車から日用器具の材料に至るまでこの神の御功績に依るところから「有功の神」ともいわれる。
又、人々に造船・航海の術を授けられ各地に港を開かれた事から御社号を度津と称する。
尚植林と共に道を拓き車の普及に当られた御神徳により今は海上、陸上の交通安全の守護神として全島民から信仰されている。
配 神
大屋津姫命 (おおやつひめのみこと)―同じく素戔嗚尊の子で五十猛命の妹神
抓津姫命 (つまつひめのみこと)―同じく妹神
出典:全国一宮巡拝まとめ表 http://msw316.jpn.org/07ichinomiya/kikoubun/55sado/sado_ichinomiya.html
創建
不詳(延長5年(927年)以前?)
ご利益
交通安全・海上安全・大漁祈願
アクセス
所在地
〒952-0503 新潟県佐渡市羽茂飯岡550‐4
お問い合わせ先
TEL:0259‐88‐2030
交通機関
◆両津港(佐渡汽船で新潟港より)から、国道350号を車で約85分
◆小木港(佐渡汽船で直江津港より)から、
・新潟交通佐渡バスで「一の宮前」バス停下車 (徒歩5分)
・県道を車で10分
◆赤泊港(佐渡汽船で寺泊港より)から、県道を車で20分
ホームページ
佐渡市公式観光情報サイト さど観光なび ※公式ホームページ無し
マップ
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