日蓮聖人ご入滅の霊場のパワースポット【池上本門寺】

日蓮聖人ご入滅の霊場のパワースポット【池上本門寺】

【池上本門寺】とは?

「池上本門寺」(いけがみほんもんじ)とは、東京都大田区にある日蓮宗の大本山です。寺格は大本山、山号を長栄山、院号を本門寺とし、正式名称を長栄山大国本門寺と言いますが、古くから池上本門寺と呼ばれ、親しまれてきました。

日蓮聖人入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつとされ、七大本山のひとつにも挙げられています。

1282年、病身の日蓮聖人は住み慣れた身延山を出て、湯治のために常陸(茨城県)へ向かいました。その途中、武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲の館で亡くなりました。

池上氏の館の背後の山上に建立された一宇を日蓮が開堂供養し、長栄山本門寺と命名したのが、池上本門寺の起源とされています。

長栄山本門寺の名前の由来は、「法華経の道場として長く栄えるように」という祈りを込めて日蓮聖人が名付けました。

日蓮聖人が入滅した後、法華経の字数(69,384)に合わせて約7万坪の寺域を寄進され、寺院の基礎が築かれたので、それ以来「池上本門寺」と呼ばれています。

毎年10月11日~13日の3日間にわたって、日蓮聖人の遺徳を偲ぶ「お会式法要」が行われ、殊にお逮夜に当たる12日の夜は、30万人に及ぶ参詣者で賑わいます。

【池上本門寺】の見どころ

池上本門寺の本殿裏、朗峰会館北側に位置する「松涛園」は、小堀遠州の作庭です。1868年に、西郷隆盛と勝海舟が江戸城明け渡しの会見をした場所としても知られています。

西郷隆盛の弟・西郷従道が揮毫した西郷・勝両雄会見碑が園内に残っています。

1991年い、園内の改修が行われ、「根庵」、「純庵」、「松月庵」、「浄庵」の茶室があります。浄庵は、庭園の一番高いところにあり、国賓等を接遇できる茶室は、法華思想である「水」にちなんで「浄庵」と命名されています。

松涛園には、毎年9月上旬の一般開放期間のみ入園できます。

また、日朝堂に祀られている日朝は身延山11世で、61歳の時に失明したものの後に視力を回復したことから、眼病平癒学業成就の御利益があるとされています。

【池上本門寺】周辺の見どころ

池上本門寺周辺の池上は、「くず餅発祥の地」とも言われており、江戸時代創業のくず餅屋の老舗が数店あります。

どのお店も喫茶スペースが併設されているので、池上本門寺への参拝の後に寄り道してはいかがでしょうか?

【池上本門寺】へのアクセス

所在地

東京都大田区池上1-1-1

お問い合わせ先

03-3752-2331

交通機関

東急池上線 池上駅下車徒歩で約10分

ホームページ

http://honmonji.jp/index.html

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