つつじまつりで知られるパワースポット【根津神社】
目次
【根津神社】とは?
「根津神社」(ねづじんじゃ)とは、東京都文京区にある神社です。
根津神社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝えられている古社で、東京十社の一社に数えられています。
江戸時代、五代将軍徳川綱吉は世継が定まった際に、現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より現在地へ遷座しました。
現在の社殿は、「天下普請」と言われる大工事で社殿が造営されたものです。権現造の傑作とされており、社殿7棟が国の重要文化財に指定されています。
境内は、つつじの名所としても知られており、森鴎外や夏目漱石といった文豪が近辺に住居を構えていたこともあり、文豪に因んだ旧跡も残されています。
毎年9月21日に執り行われている例大祭は、俗に天下祭と呼ばれる壮大な祭礼です。
現存する大神輿三基は、六代将軍徳川家宣が奉納したものです。根津神社の例大祭は、同じ格式による山王祭、神田祭と合わせて江戸の三大祭と言われています。
御祭神には、
- 須佐之男命(スサノオノミコト)
- 大山咋命(オオヤマクイノミコト)
- 誉田別命(ホンダワケノミコト)
を祀っています。
【根津神社】の見どころ
根津神社のつつじ苑は、根津神社の境内地となる以前、徳川綱重が屋敷の庭につつじを植えたことに始まります。
7000坪の神苑は世につつじヶ岡と呼ばれる江戸幕府内の名勝でした。
現在に至っても、4月中旬から下旬にかけて約100種3000株が咲き誇ります。種類ごとに開花時期が異なるため、早咲きから遅咲きへと花が移り変わる様子を含め、様々なつつじを楽しめます。
この時期には、文京つつじまつりが境内で開催され、様々な行事や甘酒茶屋、植木市、露店等を楽しむ参拝者で大変賑わいます。
また、根津神社の境内にある御神木「願掛けカヤの木」と呼ばれるカヤの木は、その昔、神の使いといわれた白蛇が住み着いていたそうで、人々が願い事をすると不思議と願いが叶ったと言われています。
【根津神社】周辺の見どころ
根津神社の周辺と言えば、「谷根千」(やねせん)と呼ばれる下町の散策スポットです。谷根千とは、谷中、根津、千駄木エリアを指します。
このエリアでは、文豪ゆかりの場所や下町風情溢れる商店街等があり、観光スポットとしても人気があります。
パワースポット巡りの合間に、下町風情溢れるエリアで散策を楽しむのもおすすめです。
【根津神社】へのアクセス
所在地
東京都文京区根津1-28-9
お問い合わせ先
03-3822-0753
交通機関
東京メトロ千代田線 根津駅・千駄木駅、東京メトロ南北線 東大前駅より徒歩で約5分
ホームページ
http://www.nedujinja.or.jp/index.html
マップ
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