諸仏を生ずる観音の母と言われるパワースポット【仙台大観音】
目次
【仙台大観音】とは?
「仙台大観音」(せんだいだいかんのん)とは、宮城県仙台市泉区にある大観密寺(だいかんみつじ)の境内中央に建つ超高層ビルです。正式名称を仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん)と言います。
身の丈92m、台座を含めると地上100mあり、100という数字は1989年に政令指定都市に移行した仙台市が同時に市制100周年を迎えたことに因んでいます。
また、21世紀の繁栄を願って、地下方向にも21mの深さまで掘られています。白亳は直径が74cm、手に持った如意宝珠は直径が3mで重さが34t、水瓶は直径が2m長さ8mで67tの水が入るとされています。
- 白亳は、眉間にあり、過去・未来・遠方のものを映し出す。
- 水瓶は、知恵の水を蓄えて人々に注ぎ、知恵を授ける。
- 宝珠は、人々の願いを叶えてくれる。
仙台駅の方角に正面を向けており、仙台市中心部でも高層ビルから、仙台大観音の姿を見ることができます。
仙台大観音は、白衣観音で諸仏を生ずる観音の母とも言われ、三十三観音の1つに数えられています。
【仙台大観音】の見どころ
仙台大観音の胎内には「龍の口」の形をしている入口(昇竜、登竜門で出世の道)より入ることができます。龍の口は開運・昇竜を約束してくれるそうです。
内部は、12層に分かれており、エレベーターを利用して登ることができます。
1層部分には十二神将や三十三観音、水子観音を祀った水子供養殿があり、3層~11層部分には108体の仏像が安置されています。
心殿には、御心体、お触り布袋様を祀っています。展望窓(前後にそれぞれ2箇所)より、市内や太平洋を一望することができます。
御心殿は、観音様の心臓部で中央の金色に輝く宝塔の中には、観音様が右手に持っている如意宝珠の珠と大日如来が秘仏として安置されています。秘仏の如意宝珠は祈る人々の意に随って、財宝福徳・知恵等を与えてくださり、多くの人々の願いを聞き届ける宝の珠です。
また、如意宝珠を安置する台座は、知恵の水を現す青く美しいラピス石が台座として納められています。
御宝前にて、静かに合掌し、白衣観音の御真言「オン シベイテイ シベイ テイ ハンダラ バシニソワカ」と念誦すれば一切の災難は消滅し、不吉祥は吉祥になると言われています。
この他に、観音様の胎内のみ授与されている「幸福の御守」というものがあり、薬師如来十二神将のお力を頂ける御守です。
さらに、毎月18日には、観音様の縁日があります。
【仙台大観音】周辺の見どころ
仙台大観音では、毎年夏祭りが開催されます。夜になると恒例の花火大会が開催されるのも見どころです。
多くの屋台が並んだり、イベントも行われることから、多くの人で賑わいます。
【仙台大観音へのアクセス】
所在地
宮城県仙台市泉区実沢字中山南31-36
お問い合わせ先
022-278-3331
拝観料
無料
※但し、守護札1人500円を受けて頂きます。(高校生以上)
参拝時間
夏季 5月1日~10月31日 午前10時~午後4時
冬季 11月1日~4月30日 午前10時~午後3時30分
ホームページ
http://www.daikannon.com/index.html
マップ
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