歴史の宝庫のパワースポット【日吉八幡神社】
目次
【日吉八幡神社】とは?
「日吉八幡神社」(ひえはちまんじんじゃ)とは、秋田県秋田市にある神社です。
平安時代には、日枝山王と石清水八幡宮を勧請し、日吉延命寺と称したとされています。
鎌倉時代とする説もありますが、詳細は不明です。
当初は、秋田郡笹岡村(現在の秋田市外旭川)に鎮座していましたが、鎌倉時代には五十丁村(現在の秋田市上新城五十丁)に遷り、1589年に安東実季により、飯島村に、1615年には佐竹義宣により、寺内村字油田に遷ったと伝えられています。
1662年に現在地に移りましたが、大火により焼失し、1778年に再建しました。
安東氏からは、社領200石が寄進され、佐竹氏の信仰も厚かったが、元和の久保田の町割りに際し外町の鎮守とされたことで、八橋の山王さんとして、主に町人達からの信仰を集めました。
明治時代には、県社に列せられ、現在も近隣住民に親しまれています。
北側から見ると仏式、東側から見ると神式の建物配置となっており、その神仏習合様式について建築学の分野から論文が執筆されている、という一面もあります。
【日吉八幡神社】の見どころとは?
日吉八幡神社は、秋田県指定有形文化財にも選定されており、本殿・拝殿・舞殿(まいでん)・随神門(ずいしんもん)の四棟のほか、三重塔・青銅鳥居等を有しており、「歴史の宝庫」とも言われています。
加えて、拝殿正面と内陣の彫刻は、精巧を極め、安藤和風が秋田の日光廟(びょう)と激賞したほどの豪華な造りとなっていて、見応えはあります。
御祭神には、大山咋神(オオヤマクイノカミ)、大物主神(オオモノヌシ)、八幡神(ヤハタノカミ、ハチマンジン)を祀っています。
例祭は、旧暦4月中の申、9月15日です。また、9月14日には御差鉾神事(おさしぼしんじ)という、御神輿を担いで町を練り歩く御差鉾行事を行い、商売繁盛と家内安全を祈願する行事が執り行われます。
また、安産祈願の神社としても、地元では親しまれているそうです。
春になると、境内に桜の名所としても親しまれていることから、多くの人で賑わうそうですよ。
【日吉八幡神社】周辺の見どころ
「日吉八幡神社」周辺のスポットでオススメなのは、「ポートタワー・セリオン」です。この周辺には、あまり高層建物が少ないので、移動の際にもきっと視界に止まるはずです。
展望タワーは道の駅に併設されているので、お土産を買ったり、休憩したりと楽しめるスポットです。高さ100mから見る眺望は秋田の思い出をより楽しいものに変えてくれることでしょう。
【日吉八幡神社】へのアクセス
所在地
秋田県秋田市八橋本町1丁目4-1
お問い合わせ先
018-862-3287
駐車場
あり
交通機関
秋田駅からバスで(泉山王環状線・将軍野線)球場前下車
マップ
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