神楽坂の地名にゆかりのあるパワースポット【神楽坂若宮八幡神社】
目次
【神楽坂若宮八幡神社】とは?
「神楽坂若宮八幡神社」(かぐらざかわかみやはちまんじんじゃ)とは、東京都新宿区にある神社です。
1189年(文治5年)、奥州・藤原泰衡の征伐へ向かった源頼朝は、この地で下馬し宿願しました。
その後、藤原泰衡を討ち、奥州を平定後、頼朝は鎌倉・鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したことが神楽坂若宮八幡神社の始まりとされています。
当初は、若宮(仁徳天皇)を祀っていましたが、後に八幡神(応神天皇)が祀られるようになったと言われています。
神楽坂若宮八幡神社は、一時衰退したものの、文明年間(1469年~1487年)に太田道灌が築城した江戸城鎮護のため、再興しました。
当時、神領は広大であったとされており、江戸名所図会にもその様子を窺えます。
別当寺は光明山普門院でしたが、明治政府によって発布された神仏分離令によって落飾して神職となりました。
1945年(昭和20年)5月25日の空襲により、御神体は持ち出されて無事でしたが、社殿等の施設一切が焼失しました。
戦後、1947年(昭和22年)に仮殿を造営し復興、1959年(昭和34年)に再建されました。
現在の社殿は、1999年(平成11年)に造営されたものです。
【神楽坂若宮八幡神社】の見どころ
江戸時代、神楽坂の中心は神楽坂若宮八幡神社であったと言われています。
神楽坂若宮八幡神社の神楽の音色が坂に響き渡っていたことから、地名が神楽坂と言われるようになったとされています。
毎年9月14日15日には、例大祭が執り行われ、宮御輿や町内神輿が神楽坂を巡行します。
【神楽坂若宮八幡神社】周辺の見どころ
神楽坂若宮八幡神社のある神楽坂周辺は、桜の名所が多くあります。
靖国神社や千鳥ヶ淵、飯田橋駅前の外堀等が徒歩で行ける範囲としておすすめです。
また、10月下旬~11月上旬には「まち飛びフェスティバル」というイベントがあります。
このイベントは「まちに飛び出した美術館」として1999年に始まった手作りの市民文化祭です。
坂と路地を舞台にして、伝統芸能や現代アートまで幅広い分野でのイベントが行われるので、普段と違った神楽坂の雰囲気を味わえておすすめです。
【神楽坂若宮八幡神社】
所在地
東京都新宿区若宮町18
お問い合わせ先
03-3269-7925
交通機関
JR総武線・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線
飯田橋駅より徒歩で約5分
ホームページ
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/18_shinjuku/18034.html
マップ
スポンサードリンク