五色不動のパワースポット【目黒不動尊】
目次
【目黒不動尊】とは?
「目黒不動尊」(めぐろふどうそん」とは、東京都目黒区にある天台宗の寺院で、正式名称を「瀧泉寺」(りゅうせんじ)と言います。山号は泰叡山(たいえいざん)で、御本尊は不動明王です。一般的には目黒不動あるいは目黒不動尊として親しまれています。
江戸三大不動・江戸五色不動の1つとしても知られています。江戸三十三箇所第三十三番札所で、関東三十六不動第十八番です。
「目黒」という地名は、この目黒不動尊に由来する、という説があります。
江戸時代中期の儒学者及び蘭学者である青木昆陽(あおきこんよう)の墓があることでも知られています。
寺伝では、806年、円仁が下野国から比叡山に赴く途中に、不動明王を安置して創建したことが始まり、とされています。
860年清和天皇より「泰叡」の勅額を下賜され、山号を泰叡山としました。
寺名の由来となった境内の独鈷の滝(とっこのたき)を浴びると病気が治癒するとの信仰がありました。
落語の「目黒のさんま」は、この近辺にあった参詣者の休息のための茶屋が舞台とされています。
【目黒不動尊】の見どころ
本堂へ登る石段下の左手には池があり、2体の龍の口から水が吐き出されています。伝承では、円仁が寺地を定めようとして独鈷(古代インドの武器に由来する仏具の一種)を投げたところ、その落下したところから霊泉が湧き出し、今日に至るまで枯れたことは無い、という「独鈷の滝」があります。
かつては、この独鈷の滝を浴びると病気が治癒するという信仰があったことからも、水のパワーをいただけそうです。
また、この独鈷の滝には、「水かけ不動明王」という不動像が奉られています。不動像の近くにある柄杓で不動像に水をかけると、様々な御利益があるとされています。
【目黒不動尊】周辺の見どころ
目黒不動尊と言えば、関東最古の霊場としても知られています。目黒不動尊の門前にある鰻の名店「にしむら」で、お食事はいかがですか?
目黒不動尊へ参拝に来た方だけではなく、地元の人々からも愛される老舗の昔ながらの味わいに舌鼓というのも素敵な過ごし方になるのでは?
参拝していると鰻を焼く良い香りに誘われるかもしれません。
【目黒不動尊】へのアクセス
所在地
東京都目黒区下目黒3-20-26
お問い合わせ先
03-3712-7549
交通機関
JR「五反田駅」より東急バス渋谷行き(渋72系統)「目黒不動尊境内」下車
東急目黒線「不動前駅」より徒歩で約15分
ホームページ
http://park6.wakwak.com/~megurofudou/index.html
マップ
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